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第16話 事後

「う〜っ、んぇ、痛かったんだからねっ!」


「……………………謝らないぞ?うっ、お前から誘ったんだからな。」


「ウ〜?キャッ!そうだけどね…………」


事が終わり、風呂にお湯を張り、陽菜を抱きかかえて、俺を避妊無しで受け入れ純潔を散らした証をシャワーで洗い流した後、一緒に湯船につかって体中をお触りしあいながらの状態での、事後の会話。


改めて抱きしめて、両手でまさぐると、こんなにも小さかったんだな〜と、思う。


「で、どうなのよっ!」


「ん?何がだ?」


「なってくれるんでしょう?」


「だから、何がだ?」


「も〜っ、恋人っ!」


「………………………………俺は最初から、そのつもりだか?もう、十年以上前からだな。」


唖然とした表情の、陽菜。


「んじゃぁ、何かな?幼稚園の頃からって事?私の空回りだったって事かな?」


「何をもってそう思ったのかは知らないが、俺はずっとお前のことしか考えてないぞ?そうじゃないと、去年の夏休みみたいに襲ったりしなからな?」


もう心ここにあらずといった感じて、黙りこくる陽菜。


「………………………………じゃあ、何かな?あの時、私が痛いと言って泣かなければもっと早く恋人同士になれたって事かな?」


「俺は、キスしたり、一緒にお風呂に入って洗いあったり、添い寝したりするのは、お前と俺が恋人同士だからだと思ってたんだが、違うのか?」


「………………………………私は、避妊無しでセックスするのが恋人同士だと思ってた。」


…………………………………なんか、色々と、ズレてるような気がするんだが?

でも、陽菜がそう思っていたとしたら、今までの事が全て色々と辻褄が合うんだよな。


思い出してきたぞ!

去年の夏休み、添い寝を請われて、陽菜の温もりに我慢できずに襲ってしまった時の事を。

中三の健康な男子が、同じく中三の健康な女子に添い寝を請われて我慢出来るはずもなく。

途中まで進んで、痛みに泣き出した陽菜に正気に戻った俺は、謝り倒してから抱きしめたまま眠りについてしまったんだった。


「すまん、あの時は興奮しすぎて、記憶が曖昧なんだ。お前に痛いと泣かれた事だけはハッキリと覚えているんだが。」


「………………………………んも〜、罰として、この後もう一度シテもらうからね!」


「………………………………罰になってないんだが?」


「細かいことは言わないでよっ!するの?しないのっ!」


「させていだだきます!お願いします?」


「ん、よろしいっ!」


その笑顔、大事にするからなと、声には出さずに陽菜をもう一度抱きしめた。

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