表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/25

手紙と高校生

私たちが手紙を送るのは、年始くらいのものだろう。年賀状だ。それすらもメールで済ませてしまおうという人がいる。私の携帯電話にも年が明けると数件ほどメールが入っていることがあった。住所がわからないというならばともかく、すぐ近所に住む友達からだった。

たしかに一人一人にあててコメントを書くのは面倒くさい。けれど楽しくはないだろうか? メールが返ってくるときと同じように、誰かから新年のあいさつが届いたら嬉しく思わないだろうか。


テガミバチというアニメがある。山手線の広告で見かけて、面白そうだなと思ったのがきっかけで視聴をはじめた。なかなか素晴らしい作品だ。すごく絵がきれいで、ストーリーも私の好みに合っている。

それはともかく、人と人とのつながりは大切だ。

私たちが誰かに手紙を送るとき、そこには少なからず思いが詰まっている。

ラブレターなんてその象徴だろう。私は送ったことはないが。


誰かに何かを伝えたい。その気持ちはみんな持っていることだろう。

誰かとつながっていたい。その気持ちも持っているはずだ。

メールというのはその両方を満たしてくれる。切手を張る必要もなければ、ポストに手紙を入れに行く必要もない。簡易なものだが、その分味気がない。


絵文字、というものがある。ちょっとでも正確に思いを伝えようとして作られたものだろう。

ハートマーク一つでメールが華やぐし、音符で楽しい気持ちが伝わる。

携帯のメールは短くまとめることが大切だけど、その中にユーモアや感情を込めるのは難しい。

けれど私は挑戦する。17文字の俳句でさえ壮大な世界を表現できる。だったら私ができないはずはないから。


「うん」「わかった」

そのくらいの返事はコンピュータだってできる。けれど私たちは人間だ。

少しでも楽しくなるように文面を工夫してみるというのも、大事なことではないだろうか。


メールによって失ってしまったものはある。

それを取り戻せるよう、苦労すること必ずあるだろう。

増えすぎた二酸化炭素を減らそうと四苦八苦しているように、科学の発展によって損なったなにかを、僕らは捜し求めている。

(笑)という文字。

私は以前、これが嫌いだった。安易に笑いを取りにいっているような気がして、下品な感じがしていたのだ。

けれど、ちがった。

要は使いようなのだ。どんなに批判されている言葉だって、相手を不快にさせることがないように気をつけながら使えば、適度なスパイスになる。そこの判断を見極めることが、若者らしくも大人びるための要因なのではないだろうか。

どこかで夜遅くまで遊んだり、金髪に染めてみたりすることではなく。私は私なりの見栄を張ってみたいと思っている。



なんかオチのない話ですが。

学校がないとネタがないもんで……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ