11月の最後
今日で11月も終わりですね。
言い方を変えると、今年もあと31日を残すのみ。
さて私は成長したものかどうか……(身長は数ミリ伸びた)。
期末テストも近づいてきて、柔道の授業もラストを迎えました。ようやく悪夢が終わると思うと、うれしい限りです。
さて巷は早くもクリスマスムードで一色です。
クリスマスソングって原曲が英語のことが多いですから、英語の歌詞で歌えるとかっこいいですよね。トナカイの名前はルドルフと相場が決まっているものです。
そういやサンタクロースというのは「聖クロース」というらしいですね。
よく考えてみればその通りなのですが、今まで知りませんでした。
それに彼の名前はニコラスさんだとのこと。
やっぱり人間なんですね、サンタも。
あれだけ人に夢を与えられるのは、ノーベル賞ものの業績だと思います。
平和も希望も、だれかに与えるのはすごく難しい。
私たちは知らないうちに人を傷つけるし、故意に傷つけることもたくさんある。
他人の悪口を言うのはやめようと心掛けている私でさえ、つい口をつく悪態がいくらでもある。美しい歌詞のように理想ばかりを語っていられるわけでもない。
誰かを守りたいと思ったことはある、けれど私はあまりにも無力で、そんな自分に腹も立って、それでも何もできなかった。
努力はしているつもり。全然足りてない。
基本的に、厭味でなければ人は褒めると喜びます。
その髪型かわいいね、とか。字がきれいだね、とか。ナイスプレー、とか。
使いすぎるとただのおべっか野郎になってしまいますが、これもほどほどに使えば素敵な人間関係をつくれます。
はにかんだ顔で「ありがとう」という姿を見るのも、悪い気はしないでしょう?
ジングルベル。もうすぐ鈴の鳴る季節。
サンタのようにとはいかないけれど、せめてささやかな思いやりをプレゼントできたら、きっと素晴らしい贈り物が返ってくる。……女の子に優しくしたら、彼女できるかな?
明日は陶芸の作品が完成し、明後日はソフトの試合がある。
テストという試練の先には膨大な余暇が待っている。
そんな風に毎日ちょっとずつ希望を見つける。それくらいなら天からの贈り物を待たなくてもできるから。せめて夢の中だけでも、と思うのはあくまで夢でいい。
現実にだって、面白いことはたくさん転がっているのだから。
テストまであとちょうど一週間。
寝不足はよくない。