下ネタって……
少々オトナびた言葉があります。
お気をつけください。
公共の場で下ネタを言って騒いでいる男の子たちを見るとイラっとします。
お前らにはモラルとか常識ってもんがないのかー! って。小さな子もいることですし、「セックスってなにー?」と無邪気な顔で尋ねられたらおかあさんとしても困ってしまうでしょう。
けど、簡単に笑いをとれることにはとれるのです。
高校生にもなると、保険の授業でそういった類のことを習います。
なんか妙に生々しくて、もっとシュールなものになるかと思っていたのですけど、意外とみんな女子も男子も慣れた様子で(変に照れたりせず)、淡々とノートを取っている風に見えます。
つまり、いつもと同じですね。
昔は、そういう授業のときは女子の近くだと気まずいなあとか思っていたのですけれど、そういうわけでもないようで。
みんなオトナですね。
精子と卵子とが合体して、今の私がいると考えれば命の大切さを知ることもできましょう。
一つとなりの精子が受精していれば、超絶なイケメンになっていたかも知れなという可能性も捨て切れませんが。
私が常々思っていることですが、相手を不快にさせなければ、少々下品なことでも会話を楽しくする適度なスパイスになるのです。
たとえば絵文字や(笑)といった風に。
要は使いよう、と言ってしまってはつまらないですが、つまりはそういうことです。
教室でのヒソヒソばなしくらいなら、女の子相手でも構わないでしょう。まあやりすぎるとセクハラなのでお気をつけて。
科学の授業中でした。
「最近の高校生が好きなアイドルって誰なんでしょうねえ。私の頃は山口百恵とか、絶対的な人気のあるアイドルがいたものですが」
と先生が言うのです。
クラスではAKB48とやらが人気らしいのですが、私にはモー娘との違いがわかりません。
人数が多ければいいというもんじゃないでしょうに。
で、例のEちゃんが。
「ピンクの女優さん?」
とか言ってくるので、「女の子がそんなこと言っちゃいけませんよ」と注意しました。
ぶっちゃけ、女の子だからどうこうの問題ではないのですけど。
まあおもしろかったからいいか。
固定観念はよくない。
けど自由すぎるのも良くない。
ほどほど、が一番です。
けれど頂点を目指したくなるのが思春期なのです。