はじめに
これは私の主観で描かれた、主観的な文章です。
それが嫌な方は、どうぞお引き取りください。……不快な思いはさせないよう、気をつけはしますが、それでも至らない部分があるかもしれません。
私は今、高校生である。
とはいっても、特別なことなど何もない。世界を股に掛けるスーパー学生でもなければ、もちろんジャニーズに所属しているわけでも、高校生作家でもない。
ただのしがない高校生だ。
残念ながら彼女がいたことはない。
欲しいとも思わない、なんて強がりを言えるほど私はデキた人間ではないから、学校にわんさかいるカップルをうらやましく眺めることくらいしかできないのだ。
……せめて電車の中でいちゃいちゃするのはやめましょうよ、ねえ。つい目がいくじゃないですか。
今日だって、電車の席の向かい側になかなかかわいい女の子が座ったんですよ。お、ラッキー! とか思っていたら、そのあとに彼氏が遅れてやってきて、楽しそうにしゃべりだすんです。
ああもう拷問みたいなものですよ。
いつの間にか文体が変わっているとかそんなことは気にしないで、これはイヤミなんですかね? それから中年カップルもイラつきます。
どう見ても40過ぎのオジサン(やつれた顔)とオバサン(化粧厚め)があからさまにベタベタしてるんです。いい迷惑です。こっちはそんなもの見たくないんですよ。そういうのは家の中だけでお願いします。
――こんな風に書くと私は女に餓えたストレス人間みたいですが、実はそんなこともありません。どちらかというと楽観的な人間です。
何事にものんびりと対応できると思っています。気のせいかもしれないけど。
自分のことは好きだったり、嫌いだったり。
どうして嵐の櫻井翔クンのように生まれてこなかったのだろうと時々悩むこともありますが、ま、それは親を恨むことしかできませんので、仕方のないことです。
要は内面なのです、と。言い訳してみます。
小説とか書いていると、「俺って天才じゃね?」とか誤解して、これは芥川賞目指すしかないっしょ! ということになります。はっきりいって馬鹿です。
さて、こんな私が日記を書くとどうなるのでしょうか。
おそらく三日坊主……にしてはなりませぬ。がんばります。
でも、ひとつだけ約束したいと思います。
これは誰もが見られる作品になるのです。私は一介の作者ながら、読者に対して責任を負っています。短い人生の貴重な時間を割いていただいているのだから、がっかりさせるようなことがあってはいけません。
それは私のプライドでもあります。
日記だから、などという安易な言い訳はしたくありません。
書くからには少しでも面白い作品にいたします。読みにくいものにはしません。
――さて、こんな私に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、どうぞお読みください。