オズに気に入られた少年と、危なくてがめつくて空腹で優しいお供達
傷心の少年フェリックスは、仔犬のトトと一緒に偉大な魔法使いオズがおさめる国に迷い込みました。彼を一目見て気に入ったオズは言います。「あの人をわたしの元に連れてきなさい! 無理矢理じゃなくあくまでも自然にね」命令を受けた魔法使い達は少年の元へ舞い降ります。少年を助けるのはがめつい案山子、体の一部だけ覆う危ない鎧を着た木こり、そして食べること寝ることにしか興味がないライオン。四人と一匹は黄色のレンガ道を歩いてオズの元へ向かいます。果たしてフェリックス少年は、オズの誘惑と魔法使い達の妨害を撥ね退け、無事家に帰れるのでしょうか?
※前後編です。
※カクヨムにも投稿しています。
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