表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

アンノウン

作者: M.A

とある村に笑顔の絶えない少女が住んでいた。

その村には、


子供は隣の街に行ってはいけない


という教えがあった。

が、子供は好奇心に勝てないもである。

少女は周りの大人に内緒で1人その街へと出かけた。




しばらくして、少女は街から帰ってきた。


「凄く楽しかったよ!」


少女は帰ってきてすぐに村の友達に街の話をした。

普段はおとなしい少女が話すその姿は、村の大人が心配になる程に楽しそうな物だった。




しかし、その日から大人になるまで、美味しいご飯を食べても、外で友達と鬼ごっこをしても、何をしても、少女の顔に前のようなとびきりの笑顔が浮かぶことはなくなった。


「知らなければよかった…」




大人になった少女は、すぐに街へ出て行ってしまった。

最後までお読みいただきありがとうございます。

皆様は、少女と同じ気持ちを抱いたことはありますか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 少女は外の世界の方が自分が生活している村よりも何倍もいいところだと知ってしまったんでしょうね。村人は子どもたちの夢を壊したくなくて隣町へ行くことを禁止していたのかなと思いました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ