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ケンカク王国建国の話

淡々とケンカク王国が建国した流れがわかります。

(教えて!乙女座の女神さーーーん)

俺は今回の件があまりにも気になりとりあえず頭の中で叫んでみた。


すると目の前にこの世界に来る時に見た女神が現れたのだ。

俺が驚いてあたふたしていると

「私の姿はあなた以外には見えないし、心に語りかけてるから声も聞こえないわよ」

と心に語りかけてきた。

(なんで突然きたん?)

心で思うことで伝えた。

「あなたが呼んだからよおかしな人ね」

(心で叫ぶと来てくれたのかーもっと早くに叫べはよかった)

「気が向いた時にしかこないわよ、あと私の名前はラヴィエだから!乙女座の女神とか大雑把過ぎるわよ!」

「まあ、私しか乙女座の女神っていないんだけどね」

(ズコッ)

俺は心の中でコケた。


「で?なんのようなの?」

(ケンカク国王ヨシテルがなぜ国を起こしたか知りたい)

「あんた、魔法でそんなことぐらいなら調べられるでしょう?」

(いや、むり)

「まあいいわ、何があったか見せて上げるわ」

「目を閉じてじっとしてなさい」

俺はラヴィエの指示に従った。



ここにケンカク王国国王ヨシテルがいる。

彼は子供の時から戦場で走り回り、王国南東部に領地を持てるほどに出世した。


そしてあの日が来てしまった。

大メルベーゼ王国の国王が御逝去なされ、国が3兄弟によって分割統治される時のどさくさで父親が第二王子の側近であるガジュよって殺されてしまったのだ。


ヨシテルの父ヨシハルは大メルベーゼ王国南東部の財務担当であった。

ヨシハルは金の流れからガジュが第二王子の名を使って多額の金をつかいこんでいるのに気づいてその報告しようとした。

だが報告をする前に部下共々ガジュによって殺されてしまった。


ヨシテルはヨシハルから不正の内容を聞かされておりダイボロス殿下に伝えようとしたが、ガジュの讒言により会ってすらもらえないばかりか、領地で見張り付きの謹慎処分まで下った。

王国南東部が落ち着いたら、さらに処分が下るような話になっていた。


ヨシハルが金の使い込みがバレて財務官数人を殺し偶然その場にきたガジュをも襲ってきたという話になっており死体は切り刻まれ犬の餌にされたしまった。


ヨシテルは謹慎するために領地に帰るときにこの話を聞かされた。

あまりの怒りと悔しさで握りしめた拳から血が流れ、目からは血の涙を流れた。


そして領地であるケンカク地方の城に門前について外に出ると部下達が集まって来た。

みんなヨシハル様がそんなことをするはずがない、そんな金がどこにあるんだと怒り心頭の様子である。


そしてヨシテルは決断した。

自分の罪を父親に被せた挙句に犬の餌にしたガジュ

自分の側近ということだけで話を信じ忠臣を犬の餌にし、挙句申し開きをする機会も与えないダイボロス


領地と領地周辺の者達に声をかけ挙兵し領地とその周辺地域を占領した。


そうしてヨシテルはケンカク王国国王に即位し、ガジュという人間の汚さを知っているコルロド王国と同盟を組んだ。


他の地方でもいくつか挙兵されたがことごとく鎮圧され結局三国しか独立が成功しなかった。

ケンカク王国にも明山朝から討伐軍が侵攻してきた。

総勢5万にもなる兵をガジュを参謀としダイボロス自らが率いて攻めてきた。


ヨシテルは天然の要害を利用して3000の兵で5万の兵を撃退した。



俺は建国の理由を見届け、まぶたを開けると元の部屋に戻っていた。

「どうだった?スッキリした?」

(理由に納得をしたが久しぶりに胸くそ悪くなったよ)

次回は本編に戻ります。

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