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おちついた日々を過ごす話

1回落ち着くための話

(うーん)

せっかく前の世界の知識があるので、活かせないかとヒーロは悩んでいた。


火の魔法石があるのでこの世界に火薬が流通していないというか存在しないかもしれない。


火矢とかも矢じりに火魔法石で点火するし、魔法石に魔力を込め続けたら薪がなくても一定時間魔法石から炎を出すこともできる。


「ヒーロ?どうしたんだそんな難しい顔をして」

横にいたシルヴィエが顔を覗き込んで言った。


「せっかく前の世界の記憶があるから王国のために使えないか考えてたんだ。せっかく色々試せるようになったし」

技術や知識は何の力もない子供が言っても空想でほっとかれるからヒーロは子供の時、空想ばっかりしてる変な子って見られる時期があった。


周りの目線の違和感に気づき、体や武術を鍛える努力を見せて変な子のイメージを払拭したのだが、頭の中は魔法石や魔法のことでいっぱいだった。


海底に魔力を貯めることができる石があり魔蓄石と呼ばれる

ある程度の大きさ以上だと、軍事目的や町で利用されるのだか、サイズが小さいとクズ石扱いされ海に戻される。


俺はそのクズ石に魔力を込め風魔法石に乗せてみるとちょうど良い風が吹いた。

木の箱に風魔法石を入れ、風が出る隙間を箱に作りその隙間の大きさと魔法石の大きさで風量の調整をした。

魔蓄石を魔法石に接すると風が吹くので、オンオフもしやすい。

クズ石は劣悪品が多く魔力をあまり貯められないが、6つほどあれば普通の家なら一日中使うことができる。


俺は騎士団で貰った初めてのお給金で氷魔法石と風魔法石を買い、魔蓄石を拾ってそれを作った。


砦の軍議室に置くと好評で売り出すことも考えたが、異世界ハーレムルートが商人大儲けルートになるとこまるので一旦保留していた。


(これを売り出せば国の財源になるな!)


「ミーコぉ、暇してんならおつかい頼むわ~」

俺はササッと魔蓄石のクズ石購入の命令書を作り財務大臣のところへ持って行かせた。


龍人は王城内では俺の身の回りの世話をしており、俺の趣味でメイド服を着てもらっている。


メイド服を来てはいるが、職業メイドではないので、だいたいは家にいる妹的な感じである。


(魔力を込めたら熱を持つ石ってないのかな)

魔蓄石が火魔法石と一定時間接すると火が出る。

魔蓄石は火で燃えることはないが、劣化が早くなってしまうし、多少ではあるが空気中の酸素も減る。


「誰か熱の出る魔法石を知らないか?」

俺はその部屋にいたみんなに聞いてみることにした。

だがみんなそんなものは聞いたことがないと言う。


「ヒーロ様は戦場で暖かい食べ物が食べたいのですか?」

マウラは食べ物に使うものだと思ったようだ。

「それならこの前キョーちゃんが作ってくれた焼石鍋は外でも熱くて美味しかったですよ!」

ヒナタのその言葉によって一気に解決した。


(そうか水で包めばええんや!高温で暖めるわけやないからも蒸気も出んし、加湿もできる)


「二人ともありがとうやで!キョーコちゃんさまさまやな!」


(水が魔法石で温めれるんやったら、床暖房もいけるな)


木工職人に冷暖房機の設計図を渡し微調整をワカバに任せ、金属加工職人に内部に入れるタンクと排水パイプを木工職人の作った試作品に合わせて作るように命令を出した。


(ローゼンランドで鉄もめっちゃ採れるみたいやし、騎兵を重騎兵にできるな)

そういえば騎兵の馬に鎧が装備されているところを見たことがない。


「そういえば、馬用の鎧ってないん?」

みんな頭の上に?マークが出たような顔になった。

「ヒーロ?馬に鎧を着せるなんて聞いたことがない、式典用の服や将軍用の鐙ならあるが」

シルヴィエが答えてくれた。


「うちの国の馬は体躯もいいし力もある、遅いわけでもないから、騎兵の馬に鎧を付けたら突撃の威力がだいぶ増すと思うんやけどみんなどう思う?」

馬の鎧を作るつもりだが、みんなに一応聞いてみた。

「とりあえず試作品を作って、ラベンダに試してもらいましょう」

ニルヴァが動いてくれそうなのである程度どういうものか説明してあとを任せた。


(重騎兵つくるなら軽騎兵も作らなあかんな)

騎馬隊に馬上での弓の練習、弓騎兵には馬上での槍の練習を練兵メニューに加えた。



国内がある程度落ち着いたので外交にもようやくちゃんと手がつけられるようになった。


シルヴィエが周辺国に送る手紙を書き、俺は名前を書き足して夫婦連名の手紙として外交担当に渡した。


北東にあるロードバルト王国には俺の手紙も添えておいた。


我が国には現在4つの国が隣接しており、東のマイルズ王国、北東のロードバルト王国、中央北の小国ゼークト教国、北西のクラスト王国がある。


西にも国はあるがローゼンランド王国がクラスト王国とアルベリア王国とのことに集中して、王国西にあるストラ川より向こうを放っておいたら

無国籍地帯になって各村々が共同で自治するようになったようだ。


湾を挟んで向かいにあるレナス王国には手紙と贈り物も送った。


隣接国にはもう少し使者とのやりとりなどをして仲良くなってから訪問するが、レナス王国には近々リンベル国王と共に訪問するからである。


あの優勝した武術大会からそろそろ3年

ある程度ゆっくりできる日々がようやく訪れたのであった。


ヒーロ18歳

国王

グランドマスター

シルヴィエ夫

愛人多数

龍人マスター

ローゼンランド王族血筋

英雄の息子

二つ名

銀龍王、好色王、龍人王(龍人好き王)


色んな国に囲まれてる!

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