まだまだ忙しい話
1回落ち着きたいのぉ
マイルズ王国から我が国に士官してきた3人の小隊長と1人の騎士団長とシルヴィエが謁見するので立ち合った。
「4人とも頭を上げよ。そして自ら名乗れ。」
どこか不思議な雰囲気をした騎士団の者にしては軽装の男が前に来た。
「それがしはヨーテモと申します。猫の爪騎士団で団長をしておりましたが、今回の戦を反対をしたところ、直轄軍の中隊長にされ、騎士団は第二王子に忠誠を一族のものが率いて今は行方知れずです。」
「そなたはなぜ我が国に仕官したのじゃ?」
「アルベリア王国ならば活躍できる機会も多いことも予想されますし、我が騎士団の情報も入ると思いまして。」
「そなたはとりあえず砂漠の嵐騎士団に配属する。西方のローゼンランドがゴタついておるから活躍の機会も多かろうし。」
「ありがたき幸せ!我が斬馬刀にて吉報をお届けいたします!」
ヨーテモが下がると3人の小隊長が出てきた
黒髪が腰まである少女が
「私はマウラと申します。」
茶色のサイドテールの少女が
「キョーコですっ!」
黒髪アホ毛付きのショート目のお下げの少女が
「わ、わた、わたしのなまウェッッっ」
舌を噛んだようだ
「そんなに緊張せんでええんやでw誰もとって食ったりしないんやからw」
さすがの俺も声をかけた。
「ヒナタと申しみゃすっ」
(また、噛んだw)
「そなたらはなぜ士官してきた?」
3人の小隊長は少しモジモジしながら
「「「飛龍に跨り何度も空から奇襲されるヒーロ様がカッコよくて♡」」」
「私たち飛龍隊に入りたいんです!」
「飛龍のお世話もがんばれますし」
「むしろ飛龍隊でしきゃはたりゃけにゃいと言いますか…」
俺はシルヴィエに耳打ちした
「この娘ら龍人やねん。」
小隊長が仕官したぐらいでわざわざ女王と謁見する理由にシルヴィエは合点がいったようだった。
俺は前々からシルヴィエに龍人のみで構成された部隊を作る計画を伝えていた。
龍人は好きになった男に基本的に生涯尽くすので裏切ることもない。
「ご注進!ご注進!」
近衛騎士団員が大慌てで入ってきた
「4人とも下がってよい。」
シルヴィエは慌てず立ち上がり4人が出ていくのを見届けると
「何事じゃ?」
「リンデルがローゼンランドに入ったようです!」
(ほーそう来たか)
「リンドゥは一緒か?」
俺が尋ねると
「リンドゥは居ないようですが、残存兵力の大半と入ったようです。」
(リンドゥとは合流できんかったようやな)
俺はシルヴィエに耳打ちし
「カサ地方の騎士団に侵攻の準備命令を出しといくれ!俺は直轄軍数部隊とカサ地方に向かう!」
「シルヴィエ!行ってくる!」
「吉報を待ってる」
シルヴィエとゆっくりしたかったが、決着をつけるタイミングが来てしまったしのでしかないとばかりの表情で謁見の間を出た。
とりあえずマウラ達にも声をかけ、カサ地方に出陣した。
ヒーロ軍
ヒーロ、飛龍隊789人
アイリーン、弓騎馬隊800人
タミナ、大刀騎馬隊1000人
ルカ、魔法隊500人
ミカ、大盾隊450人
アリス、重装歩兵1200人
合計4739人
元麗龍騎士団のメンバーと追加された飛龍隊で出陣した。
カサ地方
砂漠の嵐騎士団
1200人
豪雨の嵐中隊
1000人
合計2200人
カサ地方なローゼンビルスについた騎士団が多いが、カサ地方最強の砂漠の嵐騎士団は残った。豪雨の嵐中隊を作り戦力を増やした。
「飛龍隊各位、このビラをできるだけローゼンランドに撒いてきてくれ!」
ローゼンランドとの戦いは国と戦うと言うより、ローゼンビルスとの決着が主な目的なので一計を一計を案じることにした。
ビラには
私はローゼンランド王国の故王女であるイザベラ様とボルグ将軍との間に生まれた子ヒーロである!
我が父を殺し母を失意のどん底に叩き落としたローゼンバルスは私が仇を取ったが、ローゼンバルスの子ローゼンビルスがローゼンランド王国を簒奪した!
これは許されることではない!
王太子ローゼンキール殿を操り国王暗殺の隠れ蓑に使い、国王に王太子を殺させそれを理由に国王までも殺し、王弟ローゼンガイル殿を卑怯な手で死に至らしめた。
そのような者を国王とは認めることは断じてできない!
死ぬ前にローゼンガイル殿に後事を託されたが、ローゼンガイル以外には危害を加えたくないので、我が国味方につけとまでは言わないが
参戦しないで頂きたい。
ローゼン家の血を継ぐものヒーロより
このビラがあってもあまり効果はでないかもしれないが、多少でも効果が出れば儲けもの程度で撒いた。
いつでもローゼンランド王国に進軍できる準備をするように全軍に通達を出した。
一旦休憩入れるかどうか




