大軍対大軍の話
大軍対大軍いいですなぁ
俺は手紙を読み終えると人ばらいし、シルヴィエと部屋で2人きりで話すことにした。
「シルヴィエ、マイルズを防いだらローゼンランド攻めていいか?討伐戦争という名の侵略戦争になるけど」
俺は真っ直ぐシルヴィエの目を見て言った。
「私がお前の頼みを断ったことがあるか?存分に戦え。だけどわざわざ2人きりで話す内容か?」
シルヴィエの疑問も最もである。
「緊急で再編した騎士団を解体して軍全体の再編をしたいんやけど、その準備として各兵種の試験運用をやりたいと思ってんねん。」
「せやけどパッと見は試験運用する程度の戦場やないから、みんなには国の存亡をかけるぐらいの気概を持って欲してな。厳格な感じで出陣命令をシルヴィエに出して貰おう思て2人きりにしてもらった。」
シルヴィエは近衛兵に王国幹部を集めさせた。
「マイルズ王国軍がこちらに侵攻するという情報が入った!直轄軍は少し再編してから行軍するので、防衛に残る部隊以外はランカ地方へ向え!アルベリア王国の力を存分に見せつけてやるのだ!」
「おおぉぉぉぉぉぉ!!」
再編と行っても時間がないので簡易的に
ユーリ隊は槍兵1000人と歩兵1000人と重装歩兵500兵の合計2500人
ニルヴァ隊は長弓兵800兵と新しく作った弓騎兵400人に加え弩兵400人の合計1600人
ラベンダ隊は大刀騎馬700人と長槍騎馬700人に騎兵600人の合計2000人
アイナには特殊ガレオン船キングヒーロ500人とスラーブ船80人の4隻の艦隊合計920人
ルカに魔法兵500人それを守るミカには大盾兵600人
本陣には大型魔法と障壁魔法を使える兵300人と重騎兵2000人長弓兵1000人
そして飛龍隊800人合計4100人
総勢12120人の大軍勢がランカ地方へと出陣した。
ヒーロは自分の名をつけたキングヒーロに乗り悠々とランカ地方に到着した。
サブラ地方
黒狼騎士団2500人
白狼騎士団2000人
銀狼騎士団2000人
海狼騎士団1500人
合計8000人
ドルベ地方
怪鳥騎士団2000人
白鷺騎士団1000人
合計3000人
ランカ地方
突撃の熊騎士団3000人
怒りの熊騎士団2000人
眠れる熊騎士団2000人
俊足の熊騎士団1000人
山岳の熊騎士団1000人
海岸の熊騎士団1000人
合計1万人
約3万人の大軍勢でマイルズ王国を迎え撃つのであった。
これは王国の70%以上の兵である。
「情報が漏れておったのか!アルベリアの奴らが集まっておるではないか!」
次期国王である第一王子のリンデルが叫んだ。
「兄上、進軍がバレるのは致し方ないこと、ですがこちらは新生陸軍全てをを連れて来ているのです。踏みにじってやりましょう!」
第二王子のリンドゥが笑いながら本陣の天幕に来たようだった。
「変則的な鶴翼にしているようだが、兵数が負けているのに鶴翼とは笑わせる!鶴翼の陣形で小細工ごと飲み込んでくれよう!」
(さすが黒猫隊の諜報能力は高いな)
俺は隠密隊を敵に放っていた。隠密に持たせた指輪と俺の持つ指輪が魔法によって繋がっており向こうの情報がすぐに伝わる。
持たせた人間の理解度と見た風景、推測から導かれた答え
優秀なものが扱うほど色々わかる。
黒猫隊隊長のユキミは俺より若いが口数少なく落ち着いていているが、めっちゃ懐いてくる可愛いやつなんで、あまり危ないことはさせたくないのだが加護を多くつけて潜入させた。
「敵は鶴翼に鶴翼をぶつけてくるようだ。わざわざ突撃を受けてやる意味もないから各隊作戦通りに動け!」
「「「おお!」」」
使番達が全軍に散る。
マイルズ王国左軍15000が出陣した。
「敵の右翼は8000ほどか踏みにじってやる」
魚鱗の陣で敵左翼が突撃を開始し南方から我が右翼に迫ってきた。
「今だ放て!!」
右翼前の森のある小高い丘を避けようとした時森から矢が大量に放たれた。
左軍の左に矢の雨が降った。けっこうな被害が出たが、兵は多く士気も高いので6000程の兵が丘に攻め上がってきた。
「交戦する必要はないここは一旦さがるぞ」
山岳の熊騎士団は海の方に下がった。
「逃がすな潰せ!」
左軍の追撃軍が丘を抜けた時
「一斉放炎!」
アイナの艦隊から炎の中型魔法による集中放炎が
敵を焼き
「突撃!」
海岸の熊騎士団が大混乱の敵軍に突撃した。
マイルズ王国の左軍は敵の追撃に4割強の兵を送ったので魚鱗の陣を少し小さくしてアルベリアの右翼とぶつかった。
8000対8000の戦いである
左軍の軍団長シーベルンは勇将として有名で一進一退の戦いになったがしかし
「左より敵襲です!対処が間に合いません!!」
左軍の左から山岳の熊と海岸の熊が押し寄せたのでした。
その頃マイルズ王国の右軍では
右軍戦には少しヒーロ働きます。




