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内乱がおきて活躍した話

ついに内乱が起こったみたいですぜ!

「ランベルグ陛下御逝去!」


王女と一緒にお茶とお菓子を楽しんでいると突然ニルヴァが転がるように部屋に入ってきて叫んだ。


それに続いて王女派の貴族が入ってきて

「陛下の御遺言としてラングリス様が国王の座つくと宰相ザルツワイドがリルベッド様と連名で発表したようです。」


他の王女派の貴族も続々と集まり、ザルツワイド撃つべしと盛り上がりだした。

シルヴィエ様は王位には興味があまりなかったが、自分の臣下達の想いに応えるがため

「城に入る!続け!」

その言葉と共に皆一斉に動き出した。

その行動に怒り、宰相派も城に兵を集めて押し寄せた。


「我こそは白銀のヒーロである!命が惜しくないものはかかって参れ!!」


「しゃらくさい若造が!本物の戦で鍛えた我が刃を受けよ!」

いかにも武人といった感じの壮年の騎士が名乗りを上げた。


(こういう人はとりあえず一撃目は受けてくれそうw)


「俺の全力の一撃受けてみろ!」


ヒーロは渾身の一撃を振り下ろした。

「ふん、そんな真正面からの振り下ろしなどがわしが……」

壮年の騎士が言い終わる前に袈裟斬りで、防御のために構えた盾ごと真っ二つにした。


(おっさんすまんな、努力と才能に恵まれた上にチート能力まで付与された俺は無敵に近いんや)


その後も宰相派の猛者達を叩き切っていくと、名乗りを上げる者はいなくなった。

愕然としていた宰相だが

「一斉に切りかかれ!手数でやればどうということはない」



(あ、バレたかw数が多いと剣だとキツいねんなぁ)

と思いつつ剣を横薙ぎ一線を放ち4人の剣兵を切ると

ガチンッという音とともに俺の剣が折れた。

(俺の力に耐えれんかったかぁ、棍棒みたいな使い方してたしなぁ)


「今だ!切りかかれぇぇ…グフッ」


宰相の声が途切れ、皆が一斉に声が途切れた方を向くと、宰相が血を吐きながら倒れていた。


「宰相派の者どもよ武器を捨てろ」

返り血を浴びた王弟のローゼンバルスが側近と共に立っていた。


そして王女の方を向き

「悪いが我が国のために死んで頂こう」

王女との距離を詰めてきた。


「自分の愚行を国のためって、すりかえてんじゃねぇ!」

俺はつい言ってしまった。


「王女の番犬か。大きな声でよう吠えよるわ」

鼻で笑いながら王弟がみんなに聞こえるように声を張り上げた。

王弟派の陣営から笑い声が聞こえる。


「バカな犬に教えといてやる。この城には王女派と宰相派と我が派閥の兵がいる。さきほどまで城を宰相派が囲んでおったが、それの外から我が陣営が囲み既に宰相派の兵は降伏しておる。それがどういうことか犬でもわかろう」


俺はその言葉を聞いて勝利を確信した。


「ならば俺たちの勝ちだな。俺はバカに語る口を持たないからさっさとかかってこい」


王弟は雷を纏った剣を構え

「これならば手で止めることはできまい。得物を持たぬ犬がほざいた罪をその身で味わえ!」

と頭の上に振りおろそうした。


王女達は叫びながら目をつぶった


ブォン


思っていた音とは違う音がして皆が目を開けると


ローゼンバルスに光の棒のようなものが刺さっていた。


「すまんな、王弟殿。これは聖剣ミラージュって世間では魔剣と呼ばれるもんや。」


見た目はT字のよくみれば剣の柄に見えなくもないそれを俺は握り、刃を出したり戻したりして見せた。


「この剣って刃を出して維持するのに膨大な魔力吸われて、魔力の少ないものは吸われすぎて死ぬこともあんねん。せやから魔剣なんて呼ばれてる不遇な聖剣やねん。」


王弟は床に倒れながら顔を上げて、忌々しそうに睨みつけてきた。


「急報!ローゼンバルス様!包囲していた我が軍が王女派に降伏しました。包囲の外からきた黒狼騎士団と突撃の熊騎士団に急襲されたようです!」


王弟は声にならない声をあげていた。


「2つの騎士団には1回目の襲撃の時に密書を送ってたんやわ。王弟殿が囲んでた宰相の兵を降伏させたって聞いた時に、まだ俺達の切り札は無傷ってことがわかったから勝ちを確信したんや」


王弟はそれを聞いて息を引き取った。

次で内乱の決着をつけたいなぁ。

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