表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/27

⭕ 旅は道連れ恩を着せろ


セロフィート

「 第1関門は “ 亡者の谷 ” と呼ばれてます。

  第2関門は “ 傀儡の門 ” と呼ばれてます。

  第3関門は “ 闇の迷宮 ” と呼ばれてます 」


マオ

ぎょう(ぎょう)しい名前ばっかだな。

  マジでんだよ? 」


セロフィート

「 はい?

  どうもしませんし。

  山頂までは1本道です。

  古代エンシェント魔法マジックを使えば、地上から山頂に向けて迷わないみちしるべを作る事が出来ます。

  みちしるべじるしにキノコン達を向かわせます。

  第1関門の “ 亡者の谷 ” へ1000体のキノコンを突入させます。

  第2関門の “ 傀儡の門 ” にも1000体のキノコンを突入させます。

  第3関門の “ 闇の迷宮 ” にも1000体のキノコンを突入させます。

  分身たいを指揮するキノ()コン()達には、≪ ざん ≫のぐちに《 キャンプ地 》を作らせ待機させます 」


マオ

「 3つの関門にキノコン(分身体)を1000体も?!

  3000体のキノコン(分身体)が山頂をすなんて、とんでもない光景が広がるんだろうな……。

  “ キノコン(分身体)だいこうしん ” だな!

  ≪ ざん ≫の攻略はいとして、そのまえに在る広大な荒野の攻略はんだ? 」


セロフィート

「 ≪ ≫です?

  勿論、キノコン(分身体)を突入させます。

  私有地にしますし、移動し易いようそう作業とへいこうさせます 」


マオ

そう作業ぉ?! 」


セロフィート

かつての≪ 大国 ≫をとう西せいぶんだんさせている荒野のようですけど、気にする事も無いです。

  勝手に私有地にしてもなんの問題も無いでしょう 」


マオ

ほんかよ?

  大昔に≪ 大国 ≫が東と西に分かれて≪ 国 ≫が出来てるなら、王様が2人はるって事だろ?

  私有地なんかにしたら両方の≪ 国 ≫からたいぐんで攻め込まれたりしないかな? 」


セロフィート

のろわれた土地に貴重な国防軍を向かわせる無謀な事をすると思います?

  仮に、東と西で戦争ドンパチしている筈です。

  “ のろわれている ” 以外にも理由が “ 有る ” という事です 」


マオ

「 別の理由かぁ……。

  な予感がするけど、キノコンに任せるなら大丈夫か。

  キノコン、強いし 」


セロフィート

「 そういう事です。

  東側と西側をが出来るように安全なみちを作り、道具屋もねた《 関所旅館 》を建て、宿泊料,通行料を取るようにしてもいですね。

  東側と西側に対して貢献する事となり、恩も売れるでしょう。

  恩に対してあだで返してるならば、キノコンに両国を滅ばさせればいです。

  あらたな≪ 大国 ≫を建国してしまいましょう 」


マオ

「 うわぁ~~~~。

  キノコンなら喜んで東と西に分かれた≪ 国 ≫を滅ぼしねないな。

  セロがまで考えてるなんて知らなかったよ……。

  ほんゆうげんじっこうしそうで不安しかないよ…… 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  楽しみが多いでしょう♪ 」


マオ

「 そだな~~ 」


 たん◯さんにはずぇたいには聞かせられない内容だ。

 最後まで隠しとおせたらいんだけどな──。


マオ

「 セロ、そうするのはいけどさ、中間地点にも《 旅館けん道具屋 》を建てたほういんじゃないか?

  徒歩用のみちでもいけど、荷馬車も走れるみちも作ったらどうかな?

  《 関所旅館 》で宿泊した御客には割りき価格で乗車券を発行してさ、中間地点の《 道具屋けん旅館 》行きの馬車に乗ってもらうんだ。

  中間地点の《 道具屋けん旅館 》でも同じように、旅館で宿泊した御客に割りき価格で乗車券を発行して、《 関所旅館 》行きの馬車に乗ってもらう。

  御客は必ず中間地点の旅館と2ヵ所の《 関所旅館 》に宿泊しないといけないようにすれば、ガッポリ出来るんじゃないか?

  い料理が食べれて、湧き出る天然温泉にもはいれて、おさまにおいのするフカフカの布団ふとんで寝れて、めずらしい商品や便利な商品が買えるようにすれば、ものめずらしがって御客がるんじゃないかな?

  そうしたみちには結界を張ってさ、宿泊しなかった通行人にはそうしたみちを使えないようにするんだ。

  そうしたみちだけを安全地帯にして、それ以外は古代エンシェント魔法マジックで危険度をげるとかさ── 」


セロフィート

「 折角ですし、そのようにしてみましょう。

  ≪ ≫の危険度をげるのはい案です♪

  安全におうらいしたいものは、《 関所旅館 》に宿泊してでも馬車に乗って行きたがる筈です。

  もと無しで始めますし、失敗しても損失は出ません。

  思い切ってしてみましょう」

 

マオ

「 完成したら、オレ達もラクチンに東と西を出来るようになるな! 」


セロフィート

「 はいはい。

  完成が楽しみですね 」

◎ 訂正しました。

  恩に対してかたきで ─→ 恩に対してあだ

  おさまの匂い(にお)がする ─→ おさまにおいのする

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ