✒ 似ている 2
武器を構えてオレに襲い掛かって来た男達を甚も簡単にあしらい気絶させる。
逆刃刀で良かった。
マオ
「 セロ、終わったぞ。
達者なのは口だけだったな~~ 」
セロフィート
「 マオ、お疲れ様です。
身ぐるみを剥ぎ、所持品を頂くとましょう 」
マオ
「 戦利品ゲットだな!
これ等を売れば路銀の足しになるかな 」
セロフィート
「 ならなければ困ります。
──キノコン 」
キノコン
「 はいですエリ 」
何処とも無くキノコンが現れる。
毎度の事だけど神出鬼没だ。
一体何処に潜んでるんだか──。
セロフィート
「 人間に化けた妖魔さん達を≪ 鬼歿◯地 ≫へ捨てて来なさい 」
キノコン
「 捨てちゃいますエリ? 」
キノコンは口から涎を垂らしながら、丸裸に剥いた男達を物欲しそうな目で見詰めている。
キノコンにとっては美味い御馳走だもんな。
セロフィート
「 ふふふ…。
捨てた後は好きになさい 」
キノコン
「 エリ?!
有り難う御座いますエリ♥
行って来ますエリ! 」
キリッとした表情で、ビシッと敬礼を決めてくれたキノコンは、心底嬉しそうだ。
地面の上で気絶している全裸の男達を掴むと笠の中へポイポイと入れて行く。
男達を笠の中へ入れ終えたキノコンは、セロとオレに向かって再びビシッと敬礼をしてから、スキップでもしそうな勢いで去って行った。
本当に≪ 鬼歿◯地 ≫まで行って男達を捨てて来るかな?
もしかしたら、≪ 鬼歿◯地 ≫まで行かないで喰べてしまうかも知れないな。
──*──*──*── 飲食店
マオ
「 り◯うふ◯せつ◯ん──か。
名前かな??
変わった名前だよな。
セロを見て間違えるなんて余程セロと似てるって事かな? 」
セロフィート
「 さて、どうでしょう。
この≪ 大陸 ≫も広いですしワタシに似た人間が居てもおかしくないかも知れません 」
マオ
「 似ているのが外見だけなら良いけどな。
中身まで似てたら最悪だし── 」
セロフィート
「 聞き捨てなりませんね、マオ 」
マオ
「 だって本当の事だろ。
セロが1人居るだけでも大変なのに、2人,3人もセロみたいなのが居たら大変に決まってるじゃないか── 」
セロフィート
「 心外です。
ワタシの心が深く傷付きました 」
マオ
「 傷付く心なんて持って無いくせに良く言うよ!
オレは学習してるんだ。
騙されないんだからな! 」
セロフィート
「 残念です… 」
大して残念と思って無いのに、セロは落ち込んだ様に表情を曇らせる。
もう、オレはセロの作る顔色には騙されないんだ!
マオ
「 そう言えばさ、≪ 鬼歿◯地 ≫って何処の事だ?
聞いた事、無いんだけど? 」
セロフィート
「 未だマオには地図を見せてませんでしたね 」
そう言うとセロは地図を出すと、食卓テーブルの上に広げて見せてくれる。
マオ
「 これが今回の大陸地図か──。
セロ、この広い川みたいな山脈は何だ? 」
セロフィート
「 それが≪ 鬼歿◯地 ≫ですよ。
今から約200年程前は、1つの大きな≪ 大国 ≫が在りました。
然し、この≪ 鬼歿◯地 ≫が出来た事により、≪ 大国 ≫は東側と西側に分断されてしまいます。
今は東側を “ 東離 ” 、西側を “ 西幽 ” と呼んでます。
≪ 鬼歿◯地 ≫は “ 呪われた荒野 ” とも呼ばれており、現在は≪ 東離 ≫と≪ 西幽 ≫の往来は出来ない状態です 」
マオ
「 鯔のつまり、さっきの迷惑な言い掛かり難癖野郎達は、この≪ 鬼歿◯地 ≫にポイされるんだな 」
セロフィート
「 捨てた後の事は、キノコンの好きにさてせます。
生きては此方側へ帰って来
マオ
「 キノコンの玩具
まぁ、当然の末
オレのセロに喧嘩を売った不届き者なんだからさ! 」
セロフィート
「 ≪ 東
マオ
「 オレは≪ 西
≪ 東
セロフィート
「 ふふふ…。
ならば、“ 呪
マオ
「 そだな。
でもさ、どんな “ 呪
セロフィート
「 “ 呪
闇
マオ
「 何
シュンシュンは絶対に却下だからな! 」
セロフィート
「 では幻
マオ
「 幻
オレはセロと2人きりで旅をしたいんだぞ 」
セロフィート
「 はいはい。
マオとワタシには、どんな “ 呪
マオ
「 そうなんだけど…… 」
セロフィート
「 暫
マオ
「 そうだな。
着いたばっかだし、滞在先の宿




