✒ 似ている 1
◎ 【 本編 】【 おまけ 1 】【 おまけ 2 】とは「 別物 」として読んでください。
──*──*──*── 何処かの都
???
「 ──見付けたぞ!
掠風◯塵!! 」
セロフィート
「 はい? 」
???
「 此処で会ったが100年目ぇ!!
覚悟しやがれぇ!! 」
マオ
「 誰さん??
セロの知り合いか? 」
セロフィート
「 そんな訳ないでしょうに。
≪ 都 ≫には着いたばかりですし 」
マオ
「 そ…そうだよな…。
それに “ り◯うふ◯せつ◯ん ” なんて初めて聞くし── 」
セロフィート
「 もし、何方かと間違えてます。
ワタシは “ り◯うふ◯せつ◯ん ” ではなく、旅の吟遊大詩人です 」
マオ
「 そうだよ、オッサン。
初対面の相手に向かって喧嘩腰は止めてほしいな 」
オッサン
「 黙りやがれ!!
俺達が、テメェを見間違える訳がねぇだろうがぁ!! 」
マオ
「 俺達ぃ?? 」
突然、声を掛けて来た見知らぬオッサンは、怖い顔で怒っている。
どうやら1人ではないみたいで、数人の男達が現れた。
ザザッと現れた男達は、片手に物騒な武器を持っている。
武器だけなら未だしも、武装している物騒な輩まで居て、両目が血走っている。
並々ならぬ殺気と殺意を感じるぅ~~。
マオ
「 うわっ──、いっぱい出て来たな~~。
囲まれちゃったぞ、セロ 」
セロフィート
「 困りましたね。
昼食が遅くなります 」
マオ
「 困ってないだろ~~ 」
セロフィート
「 御仁達、ワタシは旅の吟遊大詩人です。
人違いに気付いてください 」
オッサン
「 煩ぇ!!
今日こそ、テメェの首を落として殺るぜ!!
あの世で今迄の諸行を悔いやがれぇ!! 」
マオ
「 うわぁ…………聞く耳持たずだな。
セロ、コイツ等には人間の言葉が通じないみたいだぞ?
人間の姿に化けた “ 妖魔 ” なんじゃないか? 」
オッサン
「 何だと、このガキぃ!!
俺達を “ 妖魔 ” 呼ばわりするとは、流石は掠風◯塵とつるむイカれ野郎だ!
頭のネジが抜けてやがるぜ!! 」
マオ
「 ムカチンなんだけどぉ~~ 」
セロフィート
「 はぁ……此処まで来ると勘違いも甚だしいです。
降り掛かる火の粉は振り払わなければなりません。
ですね、マオ 」
マオ
「 振り払う?
随分と優しいじゃないか。
火の粉の元を “ 絶つ ” の間違いだろ 」
セロフィート
「 ふふふ…。
言う様になりましたね、マオ。
では──、昼食前に人様に化けた妖魔退治と行きます? 」
マオ
「 妖魔退治、上等だ!
身ぐるみ剥いで、所持品を拝借したら──≪ 鬼歿◯地 ≫のヤバい場所にポイしてやろう! 」
セロフィート
「 はいはい。
マオ、ワタシの分迄お仕置きしてください 」
マオ
「 任せとけ!
オレのセロに対して、人違いで喧嘩を売った事を後悔させてやるよ! 」
オレは腰に提げている鞘から愛刀を引き抜いて構える。
怪我人が出ない様にセロが人払いをしてくれる。
オレと対峙している男達は、人間に化けた妖魔じゃない。
言葉が通じない分からず屋ばかりだから、“ 妖魔 ” って事にしただけだ。
男達が武器を構えてオレに襲い掛かって来る。
多勢に無勢だけど、オレには何の問題も無かった。
何せオレには、男達の動きが止まって見えるからだ。
────楽勝っ!!




