✒ 続・噂話 4
──*──*──*── 鬼歿◯地
──*──*──*── 馬車の中
セロとオレは今、中間地点に在る《 道具屋兼旅館 》へ向かう馬車に乗っている。
馭者はキノコンがしてくれている。
というか、全てをキノコンが運営をしているから、キノコンしか居ない。
《 関所旅館 》と《 中間旅館 》の運営と道の管理をしているキノコンも一部では、“ 妖魔 ” と呼ばれて恐れられているらしい。
初めの頃は警戒されて敬遠もされているみたいだけど──、結局は愛くるしくも可愛い癒し系キノコンの魅力には敵わず、コロッと懐柔されてしまい、メロメロぉ~~ン状態になってしまうんだとか。
今やキノコンに貢ぐ為だけに通い続ける猛者すら居るんだとか。
人間は誰でも何かに心を癒されたいんだと思う。
何処の世界でも同じなんだろうな。
人間を止めたオレですら、キノコンと触れ合って癒されたいと思うんだから、“ 可愛い ” も十分過ぎる程に恐るべき兵器だと思う。
『 キノコンはぁ、天◯劍に宿りし、精霊の化身エリ! 』って、大々的に≪ 東離 ≫と≪ 西幽 ≫で宣伝していたら、どうなっていたんだか。
想像するだけでも怖い……。
マオ
「 でもさ──、原因が判って良かったよな。
まさか、玄◯宗の方から《 関所旅館 》を襲うなんてさ…… 」
セロフィート
「 富裕層が多く集まる場所ですし。
お金が集まる場所には欲深い盗賊団が目を付けるのも仕方無い事でしょう 」
マオ
「 でもさ、《 七◯搭 》に乗り込んだ時に『 天◯劍に宿る精霊エリ! 』って名乗ったのは良かったのかよ??
やり過ぎな気もするけど…… 」
セロフィート
「 良い機転だと思いますけど?
“ 天◯劍 ” の名を出したのです。
キノコンから命辛々逃げ延びた彼等が向かう先は、護◯師とやらが暮らしている《 鍛◯祠 》かも知れませんね 」
マオ
「 それってさ、何も知らない護◯師がだよ、キノコン達の代わりにとばっちりを食らうって事になるんじゃないのか? 」
セロフィート
「 知った事ですか。
《 関所旅館 》が再度、襲撃を受けないで済むなら良いでしょうに 」
マオ
「 酷ぇ……。
セロ── 」
セロフィート
「 《 鍛◯祠 》へは行きませんよ。
場所も知りませんし 」
マオ
「 古代魔法で簡単に探せるだろがっ!! 」
セロフィート
「 人間助けはしません 」
マオ
「 キノコンの機転が新たな被害者を生むかも知れないってのにぃ~~。
………………《 鍛◯祠 》で暮らしてる護◯師達には『 御免なさい 』だな…… 」
セロフィート
「 悪いのは玄◯宗ですし。
あくまでもキノコン達は “ 被害者 ” です 」
マオ
「 蔑◯骸と部下達は、そう思わないんじゃないのか?
逆に自分達の方が “ 被害者 ” だって主張しそうだけどな…… 」
セロフィート
「 どうでも良いでしょうに。
《 中間旅館 》では演劇を楽しめます。
≪ 東離 ≫と≪ 西幽 ≫に分断される前の≪ 大国 ≫の歴史を本格的な演劇で楽しめる様にしてます 」
マオ
「 演劇ぃ?!
そんな事までしてるのかよ?
サービス良いなぁ 」
セロフィート
「 古代魔法を使えば、滅んだ歴史も簡単に調べれます。
失われた資料も〈 テフ 〉で構成出来ますし。
演じるのは当時の本人達と瓜
当時のドロドロしたドラマをリアルな演劇で楽しめます。
娯楽の1つとして大
マオ
「 マジかよ……。
本格的にカモってるな~~ 」
セロフィート
「 天◯劍
≪ 国 ≫が建国した成り立ち,建国してからの歴史は、国民にと
自国の歴史を知る事で、自国への愛着,先人達への敬意,自国民である事に対する誇り,愛国心を育
切っ掛け作
マオ
「 結局は “ ガッポリ ” する為なんだ…。
表面的に見たら物凄く良
セロフィート
「 莫
マオ
「 それさ、“ なんちゃって商人 ” の時
セロフィート
「 儲
抑
マオ
「 そだったな……。
セロは善意で動かないもんな……。
オレ……忘れてたよ… 」
セロフィート
「 認知には未
マオ
「 認知じゃないし!
認知とは無縁だろ 」
セロフィート
「 おちゃめな冗談
笑って許してください。
マ~~オ♥ 」
マオ
「 《 中間旅館 》に到着する迄、膝枕の刑に処すぅ!(////)」
セロフィート
「 はいはい。
気の済む迄、マオだけの膝枕を堪能してください 」
マオ
「 そうする!(////)」
≪ 鬼
普通の馬なら、もっと日
それも《 関所旅館 》や《 中間旅館 》が繁盛してる理由の1つかも知れないな。
◎ 蔑




