⭕ 噂話
◎ マオ,セロフィートは、丹翡ちゃんと出逢っていません。
1話 ~ 9話とは「 別物 」として読んでください。
──*──*──*── 飲食店
マオ
「 はぁ~~~~ 」
セロフィート
「 マオ、どうしました? 」
マオ
「 切ないんだ…… 」
セロフィート
「 はい? 」
マオ
「 …………エビチリ食べたい……春巻き食べたい……唐揚げ食べたい……餃子…食べたい………焼売…食べたい………麻婆豆腐…食べたい………麻婆茄子…食べたい………蟹玉…食べたい………八宝菜…食べたい……… 担々麺…食べたい………青椒肉絲…食べたい………回鍋肉…食べたい………酢豚…食べたい………杏仁豆腐…食べたいぃ~~~~っ!!
オレが食べたい中華風料理が1品も無いぃ゛~~~~!! 」
セロフィート
「 時代が時代ですし。
この時代の料理を楽しみましょう 」
マオ
「 …………はぁ……。
気分上がらないなぁ…… 」
セロフィート
「 マオ、大袈裟です 」
マオ
「 大袈裟じゃないってぇ!
食は生きる為に大事だろ!
セロ──、飯テロしたら駄目かな? 」
セロフィート
「 マオ……。
≪ 鬼歿◯地 ≫へ行けば、関所旅館が有ります。
其処で好きなだけ食べれるでしょうに 」
マオ
「 ≪ 東離 ≫から≪ 西幽 ≫に行く予定なんて無いじゃんかよ…… 」
セロフィート
「 それなら、面白い噂話が有ります 」
マオ
「 噂話ぃ~~?
今は噂話なんてどうでもいいんだけどぉ! 」
セロフィート
「 そう言わずに──。
腹の足しにしてください 」
マオ
「 噂話で腹は膨れないだろ…… 」
セロフィート
「 此処3ヵ月、彼方此方で耳にしていた玄◯宗が悪さをする話を聞きません。
何故だと思います? 」
マオ
「 玄◯宗?
あぁ……あの無駄にしつこい盗賊団か──。
そう言われて見れば、悪さをしてる話を聞かないな。
解散でもしたかな? 」
セロフィート
「 どうやら蔑◯骸という強者が “ 何者か ” に討たれ、玄◯宗を壊滅させたとか── 」
マオ
「 べつ◯◯がいぃ~~?
何だよ、それぇ… 」
セロフィート
「 玄◯宗の頭目だった人物です 」
マオ
「 人の名前なんだ?
分かり難いな……。
で──、そのボス的な奴が倒されたから玄◯宗が解散して居なくなった──って事か? 」
セロフィート
「 そうです 」
マオ
「 ふぅん?
それがどうしたんだよ?
悪さする奴等が居なくなって良かったじゃん。
事ある毎に襲って来る迷惑で鬱陶しい奴等だったし! 」
セロフィート
「 マオはそう思います? 」
マオ
「 セロは違うのか? 」
セロフィート
「 死活問題です 」
マオ
「 へ…………死活問題?
何処がだよ?? 」
セロフィート
「 路銀の調達が出来なくなりました。
玄◯宗からそこそこの路銀を拝借していたでしょう。
もう3ヵ月も路銀の調達が出来てません 」
マオ
「 あ……盗賊いじめが出来なくなって退屈だって事か? 」
セロフィート
「 マオ、言葉が悪いです。
≪ 東離 ≫で “ 盗賊 ” と言えば、誰の口からも “ 玄◯宗 ” と名前が出る程、重宝していた御得意様が居なくなったのです。
一大事でしょうに 」
マオ
「 御得意様って──。
素直に “ カモ ” って言えよ……。
確かに彼奴等、路銀の足しになるくらいの良いもんを身に付けてたから、格好の餌食……幾度も助けてもらったけどさ──、全裸に剥いて所持品と装備品を貰ってたのが原因で、やたらと目を付けられて襲われてた訳じゃん── 」
セロフィート
「 代わりとなる盗賊団を探さなければなりません 」
マオ
「 探すのかよ……。
オレは気が進まないけどな……。
べつ◯◯がいって奴は強かったのかな?
誰かに倒される前に戦ってみたかったな~~。
誰が倒したんだろうな? 」
セロフィート
「 見当も付きません。
盗賊団の頭目に挑み、倒すくらいです。
正義感の溢れる御仁だったのかも知れません。
余計な事をしてくれました。
頭目を討つだけにしてくれていれば、玄◯宗だけは残り、今でも悪さを続けてくれていたかも知れません 」
マオ
「 新しいボスに代わってか?
壊滅させられたなら、もっかい玄◯宗を立ち上げるのは難しいかもな?
彼奴等の事は諦めて、他のカモを探そう。
それか、蔑◯骸を討った凄腕の奴を探すのか?
オレはそっちの方が楽しそうかも! 」
セロフィート
「 その御仁が路銀の足しになる様な物を持ってると思います? 」
マオ
「 ……………………身ぐるみ剥いでパクる気かよ……。
取り敢えずさ、玄◯宗のアジトに行ってみるのはどうだ?
3ヵ月も経ってるから駄目かも知れないけどさ──、もしかしたら宝物庫の中に未だ手付かずの宝が残ってるかも知れないし? 」
セロフィート
「 それも良いですね。
玄◯宗のアジト──《 七◯搭 》は≪ 魔◯山 ≫に在ると言われてます 」
マオ
「 何で知ってんのぉ!? 」
セロフィート
「 情報収集に長けたキノコンが居ますし 」
マオ
「 そだったな。
因みに≪ 魔◯山 ≫って何処に在るんだ? 」
セロフィート
「 宿屋に戻ってから教えます。
路銀に使える宝が残ってれば良いですけど── 」
マオ
「 そだな……。
お宝を確認した後で、別の盗賊を探そう 」
セロフィート
「 はいはい 」
◎ 訂正しました。
大事な事だろ!─→ 大事だろ!




