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01


 夜の街は静かだ。



 冷たい石畳、音もなく停車している車たち。街頭はあると言うのに、辺りは薄暗い。なにかに怯えるように全ての家の窓は格子が嵌められ、光が漏れるのを恐れるようにぴったりとカーテンを閉めている。


 家の中から団欒は聞こえず、ただただ息を潜めて夜を過ぎるのを待っているようだった。人気もなく、人が出ている様子もない。むしろ、この暗い世界で人か立っていればそちらの方が異質だと言わんばかりだ。



 そんな異質がふたつ。コンクリート出できてる高さのないアパートメントの屋上で、落下防止のフェンス上にて地上を眺めていた。



「ンー、今日もとっても静か。この街はお利口さんだなァ……感心感心ッと」



 ストロベリーブロンドの髪を、高い位置でふたつ。団子にしている少女が、見た目通りの甲高く明るい声で話す。



「緊急体制時に外に出てるバカは救いようがない。いえ、()()()()



 その隣には、その少女とは真反対で、髪の毛をウィンプルにしっかりと収め、手首、足首、首元まで覆う修道服を着用した少女が淡々と告げている。その声は抑揚がなく、静かだ。前髪までもすっかりとウィンプルに収めているため、顔がしっかりと見える。


 白い肌に、大きく少しだけ怜悧な目元。だが、眉尻は少し下がってる。そのせいか、無気力を感じる。整った鼻筋に小さな唇はふっくらとし、それだけ見てもとても美少女だ。だが、美少女にしては不釣り合いなものがふたつ。


 ひとつは、左目を覆い隠す異様な存在を放った眼帯。もうひとつは、背中に背負っている身長より頭2つ分大きく、成人男性でも持つことが難しそうな大きな鎌。



「んじゃあ、あたしたちは()()()()馬鹿ってことでいーい?」



 きゃははははと腹を抱えて笑いながら、ピンク髪の少女――フィオネは言った。その言葉を聞きながらも返事をしないもうひとりの少女――ネモは、肯定も否定もしない。ただ静かにとある一角を見つめる。そこには大きなコンクリート状の建物がひとつ静かに鎮座していた。


 長方形の形をしたコンクリート状の建物。何かを警戒しているように、怜悧な目を細めて凝視していた。何かを待っているかのように。それは息を潜めてじっと……。そんなネモの様子に、ふっとフィオネは息を吐いてしまえば、つまらなくない?と言ったように肩を落とした。



「ま、あたしたちはそんな救えないバカを探しに来たんダもんな」



 ネモと同じ方角。フィオネは、楽しそうに口許を歪ませて、その形のいい唇をひと舐めする。右手の人差し指と親指で丸を作れば、それを右目にあてかう。焦点を絞るように指を動かしながら、焦点を集中させるように左目は瞼に隠す。



「ンー、いたァ……建物から約300メートル先だネ。逃げてる、逃げてる……ふっはははは……よくあんな速さでにげられると思ってるなァ」



 楽しそうに笑って、その視線の先の事をネモに説明する。そんな相棒の様子に呆れたため息を吐くと、ネモはフェンスを降りる。外側の少ない足場に器用に立ちながら、ネモはフィオネを振り返った。



「ン」



 そのひと言だ。多くは語らないが、何を言いたいのか分かったフィオネは、盛大にがっかりと肩を落とす。



「もうちょっと見学したかっタのにィー」



 フィオネはネモの隣に立つと、ネモはフィオネの愚痴は聞かなかった事にする。そして、彼女の腰に手を回すと、荷物のように抱えだした。



「バカに死なれては困るから。それとも、シスター・マングロウに怒られたい?」


「ひょえっ、それはやだなァ」


「でしょ。それじゃぁ、ナビをよろしく」


「はいはーい」



 重さを感じない、空気よりも軽い返事を合図、にネモは高く跳んだ。跳躍はとても高く、細い体の何処にそんな力があるのか不明である。何よりも、右手には人をひとり抱え、背中には何キロあるか分からない銀色に輝く大鎌がある。


 黒い修道服に銀色の大鎌は傍から見れば死神にも見えなくもない。ただ、刈り取るものは、人間では無いが――



「あちゃー、あの人本当に救えないバカなの?自分の街の地図くらい記憶にしとけないのかなァ――――ッ」



 呆れたようなネモの声は、足場という家の屋根に降りたと同時に舌を噛むことで強制的に閉ざされた。



「いッたいなぁ!!!!もう!!!レディをもう少しいたわれ!!!衝撃少なくしろォ!!!!」



 被害を被ったフィオネは、元気よく夜の街でブーイングを鳴らす。そんなフィオネに視線を向けるが、特に何も反論するつもりがないのか、ネモはしれっと前を見ているだけだ。反応はない。むしろ、こんなにキャンキャン騒いで、舌を噛んだのがあれ1回だけというのも奇跡なのだ。彼女がとても器用なのは、ネモも知っている。それでも、舌を噛んだと言うなら、100%本人の怠慢であり、ネモのせいではない。



 ネモはフィオネが元気なことはいいことだと素直に思っているし、彼女が元気出ないことの方が珍しい。そして、彼女の最もいいと思っているのは、その短絡的な性格。キャンキャンクレームを告げてくるが、実質数秒でその不満は消えるのだ。



 実際に今、あれほど喚いていたというのにすっかりと静かになっている。気がつけば、両手には拳銃が握られていた。



「うんうん、近づいてきた。ああ、あとちょっとで襲われちゃいそう~~……誰か、助けてぇーってなってるのかナ?ふふん」



 そんなことを言いながら拳銃の銃口をとある一角に向ける。建物が密集して迷路になったような細道。その中でも袋小路となっている一角。まだ、ネモたちの場所からするとまだまだ距離はある。何が起きているのか、ネモには視認がまだできてなかった。それでも、フィオネは分かってるかのように、銃口はブレることなく、その口から火花が散った。



「やりぃ、当たり。さて、ネモ、あたしをここら辺で下ろしてくれていいヨん。奴らどうやらあたしらに気がついたもん」



 そう言って人差し指を向けられると、目の前に人間の姿をした人間ではない見た目のものが、屋根を登って来ようとしていた。視認できるだけでも5体程。



「まだ、襲われてル馬鹿ちゃんとこ行ってきてヨ。あたしたちが此奴らにかまけている間にソイツに逃げられるのも困るンでしょ?」



 にぃっと楽しそうに笑うフィオネ。それに呼応するようにネモは頷く。



「分かった」



 そう言って、ネモはフィオネを投げた。



「ええぇ!!!!ちょッ、ばかぁ!!!!下ろせ言うたやろがぁあぁあ!!!」



 叫び声と一緒に。フィオネは、弾丸のように化け物に正面から突っ込んで行った。それとは別に、ネモは人ひとり分身軽になったのか、屋根に足をつけると先程よりも早く高く飛び出した。


 フィオネは真正面から突っ込まれる化け物に銃口を向けてクリティカルに頭を撃ち抜く。その横をネモは抜けていく。


 フィオネによって、頭が吹っ飛んだ化け物は、断末魔を上げながら体が倒れていく。飛ばされながら体制を猫のように変えたフィオネは、その後ろに倒れていく化け物を足蹴にして、屋根の上へ着地する。直ぐに体制を整え、残りの化け物たちに銃口を向けていった。


 発砲音を後ろに聴きながら、ネモは最後にフィオネが言っていた袋小路へと飛び込んだ。そこには、腰を抜かした白衣の女性とそれを囲んでるのは先程と同じく人間の姿をした人間ではないもの達。数をざっと数えても10は超えていた。いや、もしかしたら20は超えているだろう。その姿は男、女、子どもと個体差がある。


 ネモは、忌々しそうに舌打ちをひとつすれば、化け物に囲まれて腰を抜かしている女性を見た。レンズの大きなメガネをかけている、研究者と思わしき見た目は、とても弱々しくて仕方ない。ネモも女性らしく華奢ではあるが、それよりももっと弱く見える。


 彼女には死なれては困る。


 ネモは、そんな研究者を横目に背中に背負っていた銀の大鎌を抜いて、両手にしっかりと握りしめた。それが合図だったかのように化け物たちは一斉にネモに遅いかかってきた。彼女に覆いかぶさるように飛びつく姿を、研究者は息を飲んで見てしまった。


 目の前で、己より若いシスターが、見るも恐ろしい化け物に襲われる。


 そんな光景を生で見てしまえば、ただただトラウマになるというもの。青筋を立てて、何も出来ずに腰を抜かしていた研究者は、かたかたと体を震わせて、成り行きを見守るしかできなかった。むしろ、その隙に逃げられないかとさえ浅ましくも考えてしまった。


 何せ、彼女は研究者を助けに来たのでは無いのだから。


 研究者は知っていた。彼女たちがどんな存在なのかを。そして、本来の目当ては研究者であるということも。たまたま、目の前に広がる吸血鬼(ヴァンパイア)達を屠っているだけで、本来の目的ではないということも。そして、目の前でおり重なって攻められているだろう現状でも、彼女たちは()()()()ということを、しっかりと理解しているということも。


 それを体現するかのように、目の前の塊が一気に脹れ上がって弾けた。その中には赤い飛沫を散らして飛んでいくモノや、首から胴が外れていくものが多数ある。


 途端に当たりに漂う異臭に、研究者の気分が悪くなる。込み上げてくる胃液に耐えきれず、その場で大きく嘔吐する。目の前に飛んできた化け物の首が、地面に接すると同時にびちゃっと汚い音を立ててぐちゃぐちゃになる。


 その光景にさらに腰が抜けて立ち上がれなくなっていた。そんな彼女の姿をネモは冷たい視線で一瞥したが、何も思うこともない。青くなって、動けなくなった人間よりも、今目の前にいる、化け物――化け物となったしまった元人間たちを屠ることの方が最優先だった。


 ネモは理性のない彼らと対面すると、大きく鎌を振り上げた。そして、横に思いっきり振り回せば、見事に化け物――吸血鬼(ヴァンパイア)たちの頭を刈り取っていく。銀の鎌に鈍くぶつかり砕けていく頭蓋骨の感覚を感じながら、鎌が通り過ぎた先には、首から上がない胴体が後ろにパタパタと倒れていくばかりだ。そして、赤い飛沫を吹き出しながら異臭を放ったそれらは、今度は黒い灰へと変わっていく。


 鎌を縦に、横にと大きく振りながら、襲いかかる吸血鬼達を蹴散らしていく。元々が人間だったというのに、その動きには迷いはなく。その行為に罪悪感を感じられない。さもありなんとせんその行為は、吸血鬼にとっては死神に見えただろう。そうして、数えるのも億劫なくらいにいた吸血鬼たちは、目の前から消えていった。


 ネモは動きを止めたころには辺りは静寂に包まれており、吸血鬼たちの亡骸から漂っていた異臭は薄くなっていた。そんなシスターの後ろ姿を研究者は見つめていれば、頬に触れる冷たくて硬い感触が当たる。



「ハァーい、お姉サン。逃げずにいてくれて、アリガトウ。お陰様で探す手間が省けたヨ」



 少し甲高いが無邪気な少女の声。かちゃりとリボルバーの安全装置が下ろされる音がした。それだけで背筋が延びてしまう。研究者は、本能から知らず知らずに両手を上げて降参のポーズをする。それを見て後ろにいた少女は拳銃を下ろした。代わりに、上げてる両手を捕まえるとカチリと金属のものを両手首につけていく。


 どうやら手錠をかけたらしい。研究者は、背中に変な汗をかきながら、逃げ出したい衝動にかけられる。それでも、動けないのは、腰が砕けて立てないから。更には、後ろを向いたらダメだと本能が叫ぶ。


「ネーモー、対象者も回収出来たし、帰るよー」



 手錠をかけただけで拘束したと満足したフィオネは、研究者より半歩前に出て背中を向けているネモに声をかける。


 戦闘も終わり、ターゲットも回収できた。というのに、ネモは未だに鎌を戻そうとしない。まるで、細い何かを追っかけているように、ただただ静かだ。流石のフィオネもその異変に気がついた。フィオネも勘が鋭い方で、それき気がつけば早い。どうやら、先程から下位吸血鬼ではないなにか大きなものが近くにいる。肌をピリッと刺すような、そんな気配に、手に持っていた拳銃を強く握りしめた。


 どこだ、どこだ、どこにいる。


 袋小路となっているここは現れるなら上からか、ネモの立っている入口しかない。フィオネはどさくさに紛れてターゲットが逃げられないように、半歩前に出たのを後退した。



 (視界が狭いな――)



 フィオネが眉根を寄せるのも仕方がない。来た時には無かった霧が、いつの間にか辺りに立ち込めていたのだ。フィオネのスキルは視力向上。どんなに遠くても、ターゲットを定めれば、一気にズームされる。そのため、どんなに離れていても貴重な銀で出来ている弾丸を獲物から外すということは無い。

 そんな、特異なスキルをも上手く発動させることが出来ないくらいには、霧はとても濃く、そして静寂は不気味だった。外だと言うのに、ネモとフィオネの息の音しかきこえない。



(……息の音が少ない……?)



 フィオネがその事に気がついて、足元に蹲ってる人間を見る。とたん、項垂れていた研究者は、ぐるんと首を動かしてフィオネを見る。その顔は蒼白で、目玉がなく窪んでいる。真っ黒い空洞になった人形のようなその顔がいきなりにぃっと不気味に笑った。



「ネモ!!!やられた、ターゲットに逃げられたッ!!!」


「っな……」



 フィオネの叫び声が響くと同時に、それは、立ち上がりカタカタカタカタカタと動き出した。それは、生きているようで生きていない不自然な動き。吸血鬼とは違うその動きに、フィオネは咄嗟に距離をとって、ネモの隣に並ぶ。



「あっははははははは……残念残念ざんねんザンネンザンネンでしたー……教会の犬どもヨ……これで勝てたって思ったんだネ……ははははは……ザンネン、お前ラはここで死んでしまエッ!!」



 それは無邪気な高い声。まるで蓄音機から流れるような機械のような声質。気持ち悪くまとわりつく子どものようなそれは、背筋を凍らせるのに充分だった。


 無邪気に滑稽に、愉しく、楽しそうに。その人形は、細い白衣の袖を引き裂いて、腕が増えている。人間にはありえない本数だ。片方3本ずつ。両腕6本。なんとも器用にそれらは別々の武器を持っていた。


 短剣、刀、ハルバード、槍、剣に包丁まである。飛び道具がないのは、単純に操りづらいからだろう。掴むだけの動作に、振り回す方へと集中させるのであれば妥当だった。そして、武器を持った6本腕の操り人形(マリオネット)は、楽しそうな不気味な笑みを携えたまま、一気にネモたちとの距離を詰めた。


  ネモは咄嗟にフィオネを抱えると、彼女のスキル――身体強化を発動。足に力を入れて力強く地面を蹴って高く跳んだ。


 地面を強く蹴り、壁を蹴り、走り、上へ、上へと上昇する。そうして、背の高いコンクリートの建物を上り着れば、屋上にみっつの人影が見えた。


 ひとつは長身な男性の影。ひとつは、子どものような幼い影。そしてもうひとつは蹲っている状態の白い白衣を着た先程の研究者の影だ。



高位貴族(グラン)吸血鬼(ヴァンパイア)



 腕に抱えているフィオネがボソリと零した。ネモは闇夜でその顔までは確認できないが、姿見は見て取れる。男性はシルクハットに黒い燕尾服を身にまとっている。銀色の髪の毛が、月に反射して綺麗だった。そして、もうひとつの女の子はパニエのよく利いたフリルが特別多いワンピースを着ていた。こちらも、白銀の髪が月に反射して縁どっている。どうやらこの2人のどちらかが操り人形(マリオネット)を操作しているのだろう。そのどちらかというのは、影の動きですぐに分かった。


 少女の影が、両腕をグッと上に動かしたり横に引いたりした時だ、カタカタカタカタカタと音を立てて下から操り人形(マリオネット)が這い上がってきた。それは獲物を狙う獣のように、ネモたちへと一直線に攻めてくる。



「距離を取れ、ネモ。操り人形(マリオネット)には糸があるはずだ、その距離を取れば自ずと止まるはず」



 フィオネがネモに殴るように怒鳴ると、ネモは反射的に後ろへ飛んで距離をとる。



「あはははは…………()()()()



 しかし、どれだけ離れてもどれだけ避けてもそれはついてきては、武器を振り回すばかり。武器の数、腕の数により切りかかろうとしてもうまく弾き返される。試しに、フィオネが数発撃ったところでそれらは弾き返されてしまった。



「フィオネ、つなぎ目は狙えるか」



 フィオネを抱えながら操り人形(マリオネット)の猛攻を防いでるネモは静かに言葉をこぼす。それを聞いたフィオネは、何を思ったのか歪に笑みを歪ませた。



「任せろ!」



 その一言で、火薬を装填し直すとスキルを使用する。視力が上がれば上がるほど、細かいものまで見える。細かく、細く、月の光すら反射しない糸に狙いを定めては引き金を引く。



 パンッ……



 と軽い音を立てて、糸を絡めて焼いていく。数回引かれた引き金は、全ての糸を焼き切ったのか、あれだけ荒々しく動き回っていた操り人形(マリオネット)は動きを止めて落下して行った。言葉のとおり、()()()()()動きが止まった。高いところから地面に落ちた操り人形(マリオネット)は、強い衝撃で八肢をバラバラにされて無惨な姿となっている。それを、建物の屋根の上で見つめていたが、すぐに先程見た3つの影の方に視線を向けた。だが、既にそこには大きな満月が顔をのぞかせているだけで、3つの影は静かに消えていた。



「ちっ……」


「逃げれちゃったネ」



 スキルの酷使と体力の消耗により、2人揃って屋根の上でへこたれてしまった。そして2人が思うことは一緒だ。



 (明日ぜっっっっっったいに怒られるぅぅぅうぅ)


「はぁぁぁああぁぁ」



 無気力に転がるため息を、無意味に垂れ流しながら、ふたりは揃って屋根の上で寝そべった。綺麗な満月(フルムーン)は、そんな2人を哀れんでいるように輝いてる。

 

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