覚醒
「この◯ァッキンクソ野郎どもがああああああ!」
私は我を忘れてアニキに走り出した!
絶対に許せない!てめえらみたいなクソ野郎どもに!楽器を扱う資格はねえ!
「てめえ!」
舎弟が慌てて後を追うがその前にアニキの元へ届くだろう!
「なんだぁ!てめえも殺されてえようだなあ!今度こそ首を吹き飛ばしてやるぜえ〜」
アニキはギターを握りしめフルスイングするフォームをかためた!
そして射程距離まで近づいた瞬間!
「しぃねえや〜!」
思いっきりフルスイングした!・・・が、当たる事はなかった!
「なにぃ!」
アニキの目線から姿が消えたので一瞬たじろいたが!
「アニキぃ!上ですぜ!」
「なんだと〜!?」
私は3m程跳躍し、アニキの真上へと飛んだのだ!
こんな運動神経は本来ないはずだが、何故か出来たのだ!
そしてそのまま・・・
「おぼらがっ!!」
アニキの顔面へとラ◯ダーよろしく蹴りをかましたのだ!
「あ!アニキぃ!」
2mほどぶっ飛びアニキは顔面をおさえている。
「て、てめえ〜やりやがったなぁ!」
私はただ無言で落としたギターを拾い上げた。
その瞬間!
私の周りを激しい突風が吹いたのだ!
「なななななんだぁ!」
「アニキぃ!何ですかこれはぁ!」
「「うわぁぁぁ!」」
男達と子供達が突然吹いた突風に飛ばされないように低い姿勢で踏ん張っている!
それと同時に私の身体は強く光り出したのだ!
「「「「まぶしぃ!」」」」
そして、私の中で何かが語りかけてきた!
(ありがとう。あなたを待っていました。どうか、この世を、この世界を救ってください・・・!)
この世界・・・?救う?なんの事だ一体・・・
(この世界はすでに神に見放された世界。私はただ、破滅を見ることしかできない存在でした・・・。ですが、【ゴッドメタル現れる時、世界は再び蘇るだろう】
という言い伝えだけを信じて待っておりました。)
まるで御伽話みたいじゃないか?私は死んであの世に逝ったのではないか?
(あなたは、元いた世界とは違う世界・・・異世界へと転移したのです。)
なんだそれは・・・ダメださっぱり理解できない!
(驚くのも無理はありません。突然このような事を言われても混乱するだけでしょう・・・ですので、今からあなたにこれを授けます。)
な・・・なんだこれは!頭の中に凄まじい情報量が!ぐっ・・・頭が割れそうだ!
(今あなたには、この世を導く力と、この世界がどういう状況になっているのかを分かりやすくお伝えしました。)
ざっくばらんだが、今この世界が危機に瀕しているのが分かる・・・!今与えられた力の使い方も何となくだが・・・しかし、私にこのような力が本当にあるのか・・・?
(はい。あなたと、楽器達が全てを凌駕する力となるでしょう。私にはあまり時間がありませんが、まだこの世界には少し猶予があります。どうか、この世界を導いてあげてください・・・)
だが、私には最早自信がない!お前が言う前の世界で私はすべての力を使い、疲れ果てたのだ!私には到底できない・・・
(このような責任を背負わせてしまい本当に心苦しいですが、ゴッドメタルである、あなたにしかこの世界を救う事は出来ないのです!)
ゴッドメタルは前の世界で死んだのだ・・・鈴木太郎はとうの昔に死んでいる。私はもう、何者でもないのだよ・・・
(・・・・・・・・・・・・・う。)
え?
(じゃがあしいんじゃあ!!このクソ◯ァッキン野郎がぁ!やれといったらやらんかいぃ!)
えええええええ!?な、なんだ急に!?
(大人しく聞いとりゃ、うだうだうだうだうるせえんじゃあ!この◯◯◯◯◯がぁ!てめえのメタル熱なんて所詮そんなもんかぁ!この◯ザー◯ァッカー!)
なんだと!?てめえ!誰にクチ聞いてんだこのクソ◯ッチ野郎!この俺様を誰だと思ってやがる!
(うるせえ!なぁーにがゴッドメタルだ!なぁーにがメタルゴッドの子孫だ!なぁーにがバルフォード三世だぁ!その程度の覚悟しかねえ◯◯◯野郎は、そのままおっ死んであの世でママの◯◯◯からやり直して、◯◯かいて寝てやがれえ!)
言ってくれるじゃねえか!この◯◯◯クソ◯◯野郎!俺様をここまでコケに罵ったやつぁ初めてだぜ!
(てめえなんかにゃメタルゴッドなんかには子供の◯◯◯ぐらいにしか届いてねえよ!面汚しの◯ァッキン野郎が!この世界なんか救えもしねえし!ましてやメタルゴッドみてえな小せえ◯◯◯◯を尊敬してるぐらいしかないノミ虫以下の存在なんだからよお!)
てめえ・・・メタルゴッドを・・・バカにしやがったな!
おい!クソ◯ッチ野郎!見とけやぁ!このゴッドメタル!バルフォード三世様の勇姿を!この世界なんか俺様のメタルで全てを救ってやらあ!そんで世界を俺色に染め上げて!最後にてめえの◯◯に◯ァックしてやるからなぁ!覚悟しとけやあ!
(やれるもんならやってみやがれ!◯◯の穴洗って待っといてやらあ!てめえじゃあ無理だがなあ!)
俺様を甘く見るなよ!必ず◯ァックしに行くからなぁ!
ヒャッハーぁぁぁあああ!
そして、私の視界は真っ白に染まった・・・
気がつくとギターを抱えながら立っていた。
目の前にはアニキと舎弟が尻をついている。
私の・・・いや、俺様のやることは決まった!
まずは貴様らをぶっとばす!
「・・・おいてめえら」
「俺様の名を言ってみろ〜!!!!」