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第3話

誤字とかあれば教えて下さい(〃・д・) -д-))ペコリンでは今回も楽しんでください(〃・д・) -д-))ペコリン

「はぁ〜食った食った〜」


「美味しかったですね〜。そう言えば!今日はこっちの世界についての話をするんでしたね!」


そう、昨日エナがこの世界についての話をしてくれるって言ってくれたな……


「お言葉に甘えて、教えてもらおうかな」


「はい!じゃあとりあえず私の部屋に行きましょうか」


そして俺達はまたあの長ーーーーい廊下を歩く。


どうやらメイドさんたち(どうやらエナについてるのがリザさんと言う名で、俺の付き人をしてくれてるメイドさんがカエデと言う名の人らしい。)はエナの部屋の近くまで付いてきてくれるそうだ。


また数分程度、歩いてエナの部屋に向かう。


「そう言えば俺の部屋ってどうなるんだろ………」


「すみません、アユム様。空き室が今は無いのです…」


「だから〜私と一緒に居よ?ね?」


「お、おう」


男には休みたい時や場所が欲しいものだよ………


いや嬉しいよ?嬉しいけどさ……


落ち着かないだよね……


「ではエキドナ様、私達はここで……何か用がありましたら近くのメイドにお伝えください………では」


「「失礼します。」」


礼儀正しく、メイドのリザさんとカエデさんがその場でお辞儀し、仕事に向かう。


「真面目な人達だな………」


「人ではないけどね」


「あはは、そうだな」


リザさん達と別れてエナの部屋に入る。


昨日はゆっくり部屋をみれなかったが、ベッドはとても大きく、部屋は可愛く飾っている。そしてとてもいい匂いがした。


「どうしたの?アユム?」


「いや。それより本題に入ろうぜ。」


そう、俺はこの世界については無知、何も知らないのだ。


「そうだね〜何から話そうか……」


何から話そうか、と言われても俺は全然分からない訳で………


あ………そう言えば!


「なあエナ……あの俺の周りを囲ってたバリア見たいなのなんだったんだ?」


「ああ〜あれね!多分スキルじゃないかな?えっとね〜「ステータス」って言ってみて?」


『ステータス!』


七瀬 歩 18歳 人族


スキル

剣術Lv.3

???

???

???

???


称号

邪神から愛された者

魔王から愛された者





ん?このレベルってのがゲームとかでいう熟練度的な奴かな?


それより称号が色々と気になるが……あの変な壁の正体はこの邪神から愛された者のおかげなのか?


「ステータス見れた?」


「ああ」


「スキルって言うのは二種類あって一つ目は通常スキル……レベルの書いてある奴だね。通常スキルにはレベルがあって最大10だよ。……で、2つ目がユニークスキルって言ってレベルが書いていない、その人特有のスキルなんだよ!」


ふむふむ、エナの言ってることはわかったが……


「この???ってなんだ?」


「ごめん、人のステータスは見れないの……だけど???か〜聞いたことないね……」


どうやらエナも知らないらしい。


しかし向こうで少しだけした剣道が唯一のスキルとなって現れてるけど……


もしやってなかったら現状0だったんじゃあ?


まあ、やってなかったことの話はやめよう!


「じゃあ次は称号について……「報告!報告!」……どうした?」


その時のエナの言葉は冷たく重い言葉だった。


「人族が!人族が攻めてきました!数は300。少ないように見えますが奇襲です!多くの上位幹部や下位幹部がやられました!」


「なっ!」


300!?戦争って言ったらもっと大勢でやってくるのかと思ったが……まさか奇襲とは……


もうどっちが善人か分かんねぇな……


まあ、どっちが善人であろうと、関係ないが……俺はエナのいる方に着く!


それだけで十分。


「とりあえず城からなるべく広い場所に皆移動させろ!」


「きゃぁぁぁぁ!」


この声は!?まさかカエデさん!?


「ちょっと見てくる!」


「え?歩!待って!外は危険だから!ちょっと歩!!」


俺は無我夢中で悲鳴のした方に走っていた。


今の自分では……剣術Lv.3程度の俺では何も出来ないかもしれないが……出来ることは何だってしたい!


例え無駄な足掻きでも知ってる人が殺されるのを黙ってみるなんて出来ない!


俺は悲鳴のした、倉庫部屋の扉を行き良いよく開いた。


するとそこには……………血だらけになった……リザさんがいた。


「ああ、アユム様、ここは危ないです。とにかく安全な場所へ」


そこには倉庫にあったであろう短剣を握って暗殺者を綺麗に返り討ちし、返り血を浴びたリザさんとカエデさんがいた。


「無用な心配だったかな?」


俺は人の死んでいる姿を見てか…頭がくらくらしてきた。


「アユム様!?」


いや違う…これは………


「!!まさかこの匂いは……カエデ!息をとめなさい!アユム様もです!」


リザさんがそういうも俺はすでにこの毒薬を吸いすぎたようで……俺の体は言うことを聞かない。


「くっ!魔物用に強くしていると、アユム様の効きが早すぎる。」


なるほど………2人の方が耐性があるのか……なら……


っ!


「にげ……ろ……はやく!」


「アユム様を置いて逃げれません!」


「ちが……う!……うし……ろ…だ!」


「えっ?」


刹那……俺を連れていこうとした……俺を助けようとした……カエデは………


背中を切られ……その後……頭を切り落とされた。


「カエ……で?……カエ…デ?」


「アユム様!誰か!誰か他に居ないか!アユム様を誰か運んでくれ!」


リザさんがそう叫ぶも誰も居ない。


もう城に居るものはリザさんと俺だけしかいなかった……


俺ももう立てない……


その瞬間!


『パリン!』


横の窓が割れた………





エナ視点



私は窓を割って城の中に入る。


リザがすごい大きな声で助けを呼んでくれたおかげで、居場所が一瞬でわかった。


「カエデ………ごめんなさい……」


入った瞬間…カエデの亡骸が見えた。


私はとても申し訳ない気持ちでカエデに黙祷する。


「エキドナ……様……すみません私も……もう……それより……アユム様の方が!」


どうやらリザにも毒がまわったようで彼女と歩を一緒に外に連れ出そうと、煙幕を焚き、暗殺者の目を誤魔化し、歩を探すが………


「居ない!?」


そう、アユムの姿がどこにも無い………


私はスキルの探索を使う。


が、この辺りにはもうアユムの気配はなかった。


「嘘……アユム………どこに?どこに行ったの?アユム………」


「エキドナ………様!」


私はリザのおかげで目が覚める。


今は襲われている。


その現状を思い出し、私が殺されたらもうアユムには会えない!


と思い今は歩を探すことよりも、リザと一緒に安全地帯に移動することを決めた。


(アユム…生きてるよね?)


不安な気持ちを抑えながら私はみんなの居る場所に集まった。


敵軍残り3名と言う状況でエナは最愛の人物を見失ってしまった。






アユム視点




体が……重い……腹が熱い……全身が痛い……


「ぐぁぁぁぁああ!」


俺は謎の激痛によって目を覚ます。


「やあ、おはよう、魔王軍の手下さん……ここがどこか知っているかな?不死の森……って言うんだけど……どうやら知らない顔だね?」


「この森がどうしたって言うんだよ……」


俺は全身の痛みを我慢しながら奴を睨みつける。


「ははは!本当に知らないのかい?不死の森って言うのはね……この世界で唯一攻略不可能とされた、ダンジョン何だけど……まあ、このダンジョン入るとクリアするまで脱出不可なんだよね〜そして君をあと1歩押すと………」


おいおいまさか……こんな重症の俺を……


「ほいっと!」


俺は背中を奴に押され転がりながら不死の森に入った。


「では、永遠に〜ばいば〜い!」


俺はボロボロになった体を無理やり動かす。


体が自由に動かない……まずは怪我をなおすとのが先決だ。


『グァァァア!!』


「うそ……だろ?」


そこに居たのは……目の前に現れたのは……


ドラゴンだった

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