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プロローグ

こんにちは十六夜クロナです。

神煌竜が終わり、異世界ものの小説が描きたくなったため書かせて貰いました。

今回も張り切って行きます!

どうぞよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

俺の名前は七瀬(ななせ) (あゆむ)

普通の高校生で…普通の生活をしていた。


俺には彼女が居た。

真崎(しんざき) 衣奈(えな)

俺と同じ高校で、俺と同じ様に普通の生活を過ごしていた。


恋人同士だから……と言った特別なこともしなかった。

2人で居るだけで十分幸せだったから。


ところがある日、衣奈が病気で学校を休んだと聞いて、俺はすぐに衣奈の自宅に向かった。もちろん1人で。


衣奈は一人暮らしでマンションに住んでいた。

だから俺もちょくちょく遊びに行くことがあった。

俺は衣奈のマンションの部屋の前にあるチャイムを鳴らす。


「いらっしゃい………ありがとう、来てくれて」


出てきたのはいつも俺が見てるような元気のある衣奈じゃなかった。


衣奈が口にした、「ありがとう」はとても感謝しているように聞こえなかった。


「ああ、邪魔させてもらうよ……体調良くなった?」


衣奈の体調が気にかけると……衣奈は別の話を切り上げる。


「あのね、歩……私、あなたに黙ってたことがあるの……」


俺は衣奈の方を向いて真剣に話を聞く……


「私…………魔王なの……」


予期せぬ言葉を聞き俺は自分の耳を疑う。

誰だってそうだろう。

昨日までは超賢く言わば天才とも言われた彼女が急に「自分が魔王です」なんて言ったら自分の耳の方を疑う。


ただし疑ったところで彼女が口に出した、「自分が魔王です」という言葉は嘘ではない。


「どうして急にそんなことを?しかもどうして今?」


「歩………あなたは異界、わかりやすく言うと異世界では勇者の存在よ……」


「!?」


俺が勇者!?ないない、俺にそんな度胸ないし、増してや相手が衣奈ならもっとない。


俺に衣奈を傷つけることは俺の命が無くなろうとも無理だね………


だって絶世の美女だもん。

傷つけたらクラス中の男女構わず殺される。


「俺の彼女になった理由も監視目当てってことか?」


「いえ、それは違うわ…だって歩の監視なんて使い魔を使えば楽々とできるもの……」


ますますわからんし、勇者になるってわかってんなら俺を殺せばいいのに……あ、俺はMじゃねぇぞ!


「頭のいい、歩なら殺せば良かったのにって思ってるでしょ?でも違うよ……あなたに一目惚れしたんだ……もうそろそろ女神たちが勇者召喚する時間だ……歩、悪いけど話を進ませてもらうよ」


「あ、ああ……」


既にあまり状況整理が落ち着いてない俺だが早く終わらせれるなら早く終わりたい。


別に今ここで俺が衣奈に殺されるなら俺が衣奈を殺すよりましだし、本望だ。


「だから……ね?私も歩に情が湧いたの……で殺せそうにないから………奴隷になって?」


「…………ん?」


気のせいかな?今俺を奴隷にするみたいな声が聞こえた気がするが……気のせいだな!………ってんなわきゃあるか!


「ど、どうして奴隷なんだ?」


「その……私の所有物になれば歩は誰かに取られる訳でもないし……部下にも殺されないし……その………私の自由に歩を傍に置いとけれる………」


「ん?なんて?後半よく聞き取れなかった」


「と、とにかく!お願い奴隷になって時間が無いの!このままじゃあクラスのみんなどころか…歩まで向こうの手に……」


「わかったわかった。どうせ俺を異界の方に飛ばすんだろ?じゃあ異界に行ったときに話を聞く……とりあえず……なんだ?衣奈お前の奴隷になってやる……」


と言いながら正直ヒビってる……でも俺は歯を食いしばっりながら奴隷にされることをokする。


正直この世界もあんまり面白くないし、勇者が魔王の手下ってのも面白そうだしいいかな…と思い、奴隷にされることを受け入れた。


「じゃあごめんね歩……向こうでちゃんと謝らせてもらうから!『汝、我が契約に従い、己の身を我に捧げよ!』」


そう言うと俺の手と衣奈の胸元当たりが光り出す。


「ふぅ〜終わったおわっ………た?」


「どうした?衣奈?」


「えっ?うそ……まさか魔法を打ち消した??それだけじゃなくて…相手から受けた魔法を相手に跳ねかすなんて………そんなの……嫌でも〜」


「どうして急に?とりあえず落ち着け……な?」


「でもでも〜!」


と言う衣奈に今どう言う状況か聞くと………


「歩………私が歩に奴隷化魔法をかけたよね?」


「ああ、だからこの手のひらに変な刻印見たいなのが出来てるんだろ?」


「うん、で私の胸に出来た刻印と比べてみて」


と言って半分胸元を少し晒す………

彼女の胸は相当ある方で……


「変な風に見ないで自分のと比べてみて!!」


と怒られたので自分の刻印と衣奈の刻印を比べてみると俺の方は手のひらの真ん中に竜が叫んでいるように描かれている。


対して衣奈の方は竜が体全身を床につけどこかひれ伏しているように見える。


「おい、ちょっと待て!まさか!?」


「そう……私はあなたの奴隷となってあなたは私の……その……ご主人様……になったの…」

もう一つの小説と、交互に出す感じで行こうかな………

あとTwitterやってるので詳しくは活動報告の方からお願いします(〃・д・) -д-))ペコリン

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