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隣人は小説より奇なり

隣人は小説より奇なり  遊園地ぶーらぶらー

作者: 佐藤奈津



関本せきもと 孝和たかかず

→わたし、一二三ひふみ さんの彼氏。奇人。江戸時代の数学の巨匠 せき 孝和たかかずとまざり、よく他人からは、関と呼ばれる。





Σ











「ねえ、三ちゃん!」




「なに、にー姉?」




はじめてまして?みなさま、わたしは、一二三ひふみ かずと申します!


目の前のおなごは、我が姉 一二三ひふみ かず。通称 にー。






「関君と、一緒にデートしなさいよっ!


高校生でしょ!ほら、青い春☆」











ω








to:関本孝和

title:今度の休日

________________________

今度の休日に、遊園地行きません?


にー姉から、ペアチケット貰って。


行くなら、朝九時、□□駅でいかかでしょう(´・ω・`)











♪しょぼーん(´・ω・`)









from:関本孝和

title:Re.今度の休日

_______________________

了解。












n∈R








時→休日




「えっと、何処にいるのかな?」




「三。」




「あ、孝和くん。」




彼は何時もの黒縁のめがねではなく、コンタクトらしい。

冷たく見える、切れ長の目が、黒髪から覗かせる。



「じゃあ、行きましょう?」







ん?声がうわずっている?













π≒3.14











「た、たか、孝和くん?」




「ご、ごめん、三。水くれる?




「うん。はい、どうぞ。」





どうやら、奇人の三半規管は、弱いらしい。


ジェットコースターに乗ったら、よってしまったらしい…(´・ω・`)

ごめん。











☆ちなみに、その日の夜に



♪しょぼーん(´・ω・`)





from:関本孝和

title:今日の出来事を通し、僕が考えてみたこと。絶叫系というものを、僕の観点から見て、いかなるものか、なぜ存在するのかを考えてみた。

_________________________

今から、言うのは僕の持論だ。矛盾点もあるだろう。しかし、これは、批判でも何でもない。僕の心からの叫びだ



僕には、理解ができない!


なぜ、スリルを金で買うのか!?

なせ、命を危険にさらすのか!?



そんなことをするならば、僕は、三にいろんなものをかってあげたい!


絶叫系にのることて、僕と三の身体的な距離も縮まった。しかし、そういうことを、深く考えてみれば、僕以外も三とふれあってしまう。これは由々しき事態だ。





また、ジェットコースターについて、考えてみて、ふと、思ったことがある。



ジェットコースターの設計はきっと、自由落下で考えられているのだろうが、空気抵抗を考えれば、落ち始めた地点に、外から力を加えなければ、同じ高さ、また、それ以上の高さに、達することはない。


そんな、不吉なものに乗ってはいけない!


なぜならば、二人の熱い愛が、はじまりのような、燃えてしまいそうな熱さにならないことを暗示しているようにしか、僕には思えない!









今日はとても、楽しかったよ。

ありがとう。


普段では見ることのできない、三を見ることができ、大変嬉しい。今も胸が高鳴っている。眠れなさそうだ。



本当に好きだよ、三。





_______________________







あ、あまーーーいーーー!!!




















β







彼との遊園地の詳しい話は、また今度。








では。








わたしの彼氏様は、あまーーーいーーー!!!




糖尿病になってしまう!






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