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課題

 

本日は仕事が休みです。



 小部屋での打ち合わせはまだ続いている。


「他に何か質問はありますか?」

 とミシェルが聞けばアリトが質問をする。


「他にも支援魔法はあるのですか?、余り聞くのも失礼かと思いますが臨時でもリーダーですので聞いておきたいのです」

 冒険者同士でスキルを根掘り葉掘り聞くのはマナー違反である。


「ありますよ、持久力を上げる"体力強化"に力を上げる"筋力強化"反応速度を上げる"反応強化"ですね、他に魔力を上げる"魔力強化"もあります」

「・・凄いですね、回復も聞いてもよろしいですか?」

「はい、"ヒール"と"キュア"ですね、感覚的にはもう少しで何か覚えそうな気がするんですが…」

「ライルさん、こう言う人を"天才"って言うんですかね?」

「かも知れないですねー、ミシェルさんは"枝"生えてるんですよね?」

「はい、"支援の枝"が生えてます」

「ミシェルさん、ぶっちゃけ過ぎです」

 ライルがミシェルに注意する。


「ライルさんの事は信頼してますから」

 と笑顔で言うミシェル、ライルは少し顔が赤くなる。


「他に何か申告したい人居ますか?」

 ライルが話題を変えるように言う。


「私は無いよ、以前に申告した魔法しかつかえないし」

 とはルーシー。


「私も無いです、"罠設置"も現状使い道ありませんから」

 とハマナ。


「私も無いね、つか色々教えて欲しいほうです」

 とエンナ。


「俺も特には…双剣スキルは文献少なくて…」

 とアリト。


「よし、皆わからないなら戦闘回数こなしましょう、宝箱探しながら地下9階目指して移動です!」

 とライルの一声で方針が決まる、後はアリトにお任せだ。


 地下9階に到着、途中宝箱を3つ発見しハマナが開錠した。9階に到着し階段近くの小部屋で食事休憩、ここに来るまでに結構な数戦闘もこなしたので魔力回復も兼ねている。 ダンジョン内では魔力回復速度も上がる、ダンジョンには魔力が溢れてるので人も魔物も魔力が枯渇することは滅多にない。ゴーレム等も力尽きずほぼ無限に動き回る、人は魔力を回復させ魔物は魔力を魔石に貯める。その為ダンジョン産の魔石は高性能であり、外に住む魔物の魔石よりも高値で取引されている。


「やっぱライルさんのご飯は美味しー!、もう他のパーティには入れないぜ!、いや…です」

 エンナの口調がおかしい。


「エンナさん、無理に口調改めなくても良いですよ」

「でも…格上相手だと失礼だと思って…」

「自然に行きましょう」

 とライルが笑いながら言う。


「……わかりました、自然体で行きます!」

「私は素がコレですから」

 とハマナ。


「俺もですね」

 とアリト。


「私もこんなものよ」

 とルーシー


「ミシェルさんはわかってますから」

 とミシェルが答える前にライルが言う、少し剥れるミシェルに皆が笑う。


「今後の方針なんですが」

 とライルが言うと皆がライルに注目する。


「暫くの間はこの地下9階で狩りを続けましょう、地力を付けるのと連携強化ですね、各自の課題も課しますのでやる事は多いですよ、最終的には僕抜きでの地下10階の攻略が目標となります、どうですか?、あぁミシェルさんは参加しても良いですよ」

 ライルの提案に4人は頷く。


「やります、いや、やらせてください!」

 アリトが代表して宣言する。


「ミシェルさんも良いですか?」

 ミシェルも頷く。


「では次に個人課題です、まずエンナさんには盾と剣の連動ですね、防御した後に剣を使うと少し剣がぎこちない感じがが出てます、そこを直しましょう」

 エンナが頷く。


「次にルーシーさん、魔法の発動を速くしましょう、これは回数熟すしか方法が無いと思いますがルーシーさんなら大丈夫でしょう」

 「任せてよ」とルーシーもやる気だ。


「ハマナさんは状況の見極めです、ハマナさんは周りをよく見てますのでソレを状況に活かせるようになりましょう、前に言った前衛に合流するのも一つの手ですし遊撃みたいに動くのもアリです」

 「わかりました」とハマナも頷く。


「最後にアリトさんですがアリトさんは剣士としてもリーダーとしても良く出来てると思います、敢えて言うならもっと他の人の補助に回っても違うモノが見えるかも知れませんよ、まぁこんな感じですかね」

 アリトは少し困ったように頷く、言いたい事は言ったとライルが満足してると横から視線を感じる、目線を動かすとミシェルがこちらをジーっと見てる。「コホンっ」と咳払いしてミシェルと目線を合わせるライル。


「ミシェルさんは……………現状維持で」


 ミシェルの声にならない声が響くのだった。




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