日常2
タマが目を覚まし再び3人での授業になる、アリッサは掛け算、タマは覚えた数字で足し算を習ってる。タマは指を使いながら懸命に頭を使っている。
「タマちゃん、1+2は幾つかな?」
「んと、んとね……3です!」
「おぉー、正解ですよタマちゃん!」
ミシェルがタマの頭を撫でて褒める、タマも嬉しそうだ。
「タマちゃん凄いね!」
アリッサも褒める、後ろでライルが拍手している。タマはライルに視線を移すと照れた様に笑う。
「アリッサちゃんも覚え良いね、すぐに私の教える事無くなりそう」
とミシェルが言うとアリッサが「ミシェル先生の授業楽しいのでずっと教えて欲しいです」と言う。
「みしぇるせんせーのはなしたのしい!」
とタマも言う、そんなら2人の言葉を受けてミシェルも楽しそうだ。だが楽しい時間は早く終わる、授業の終わりの時間だ。
「勉強がこんなに楽しかったのは初めてでした、ミシェル先生ありがとうございます」
「私も楽しく教える事が出来ました、アリッサちゃんありがとうね」
「たまもたのしかったよ」
3人で笑い合う、授業の片付けをしてるとアリアが現れる。
「夕食と明日の朝食の準備は出来てます、アリッサ、ミシェルさんの授業は楽しかった?」
「うんお母さん、とても楽しかったよ!」
「そう、良かったわねアリッサ、ミシェルさんもありがとうございました」
頭を下げるアリア、それに首を振り答えるミシェル。
「いえいえ、アリッサちゃんは良い子ですね、タマちゃんとも仲良くしてますよ」
「ありっさおねえちゃんもやさしいよ」
タマの言葉を受けてアリアも微笑む、そこにライルが参加してアリアに言う。
「アリアさん、もし良ければ毎日アリッサちゃん連れて来てくれませんか?、勿論アリッサちゃんに用事が無い時だけで良いので」
「お母さん、私も毎日タマちゃんに会いたい」
アリアはライルとアリッサの言葉を聞いて考える、そして口を開いた。
「ご迷惑でなければアリッサをお願いします」
アリッサが喜ぶ、タマもよく分かってないが喜んでいる。ライルも「ありがとうございます」とアリアに伝える。
そして皆が帰った後のライル宅ではライルとタマがお風呂にて身体を洗っている、ライルがタマの頭や背中を洗ってお湯で流していく。湯船に入り寛ぐライル、タマはライルにしがみ付いて湯船に浸かっている。
「タマ、アリッサちゃんはどうだった?」
タマがライルの顔を見る。
「おねえちゃんやさしかった」
「仲良く出来た?」
「おねえちゃんとなかよくなれたとおもうよ」
「アリッサちゃんの事は好き?」
タマは少し考えてライルに言う。
「おねえちゃんすきだよ、でもにいちゃのほうがもっとすき!」
ライルはタマを抱きしめ言葉を出す。
「にいちゃんもタマが大好きだよ」
「えへへ」
2人で笑い合う、風呂から出て脱衣場でタマの体を拭くライル。特に毛の生えてる箇所は念入りに拭いていく、タマはライルに身を任せてる。体を拭き終わり下着を着けさせる、そのまま寝巻きを着せてからライルも寝巻きを着る、そして一休み。トイレにも行かせて寝室へ行き寝る準備、タマを寝かせその隣りにライルも横になる。するとタマがライルにしがみ付いてくる、寝る時はいつもこんな感じだ。タマが寝息を立て始めてからライルも目を閉じる、ライルとタマの1日はこんな感じで終わる。
朝、ライルが目を覚ます、時間は5時半、タマを起こさないように起き上がり顔を洗う。冷蔵の魔道具に仕舞っていた昨夜のスープやアリアの作った朝食を取り出し温めていく、すると寝室から声がする。
「にいちゃー」
どうもタマは寝起きにライルが居ないと不安なようだ。
「タマー、顔洗おっか」
ライルの声が聞こえ安心したのかトテトテとタマが寄って来る、ライルはタマが顔を洗うのを補助する、洗い終わったらタマの顔を念入りに拭くライル。
温めた朝食を食べる2人、食べ終わったら服を着替える。時間はまだ7時だ、2人は庭に出て少し運動する。タマと追いかけっこだ、タマを捕まえようとするライル、だがタマはある程度走ると自分からライルに捕まりに行く、どうやらタマにとってはライルから逃げるより捕まえてもらう方が楽しい様だ。
今日は日の日でアリアもミシェルもお休みだ、月の日・火の日・水の日・木の日・金の日・土の日・日の日で一週間、これも勇者が伝えた文化である。日の日は休息日と言われてるが実際に休む者は少ない、だがライルは2人に休みを与えている、アリアは特に子供が居るので休んでもらっている。ミシェルなどは本音は休みなんて要らないと思っているのだが…
「タマ、今日は何しようか?」
「にいちゃといっしょにいるー」
とライルの手を握ってくる。
「じゃあ今日は一緒にお出掛けしようか?」
「にいちゃといっしょ!」
と2人で出掛ける事にするライルであった。
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