タマの気持ち
アルトメルク王国の成り立ちを聞き終わったタマとアリッサ。今はお茶の時間で皆でお茶にしてる、ライルはタマとアリッサの様子を見て安心していた。
「タマはアリッサちゃんと仲良くなったみたいだね」
タマはアリッサの顔を見て「うん」と答える、それを聞いてアリッサも喜んでいる。
「ライルさん、タマちゃんってホントに可愛いですね」
とアリッサが笑顔で言う、ライルも笑顔でアリッサに返す。
「うん、タマは可愛いよね」
「タマちゃんは我儘言わないし良い子ですよねー」
とミシェルが言えば更にライルが笑顔になる。
「タマちゃんは大人し過ぎるのが少し気になりますね」
とはアリア、ライルもそれは気にしてる。
「タマ、嫌な事は嫌って言って良いんだからね」
ライルはタマに優しく言って聞かせる。タマは「?」となっている。
「にいちゃとあってから、たまいやなことひとつもないよ」
その言葉にライルは思わずタマを抱き上げる、抱き上げられたタマは笑顔でライルの顔を見てる。ヤバい顔がニヤけるし涙も出そうだ、とライルが感情の波に耐えてると3人の生暖かい視線を感じ正気を取り戻す。
「タマちゃんはお兄さんが大好きなんですね」
とミシェルとアリッサが言う、タマが「うん!大好き!」なんて言うものだからライルは顔がニヤけるのを止められない、またライルの親バカ度が上がったようだ。
「タマは最初アリッサちゃんの事を怖がってたよね?」
とライルは無理やり話しの軌道を変える。
「私も感じました、随分と緊張してるなって」
アリッサも何かしら感じてたようだ、タマは少し考えて言葉にする。
「にいちゃがつれてきたひとにきらわれたらどうしようってこわかったの」
「「えっ」」
ライルとアリッサの声が重なる。
「たまがきらわれたらにいちゃがかなしくなっちゃうとおもったらこわくなっちゃったの」
ヤバい、これ泣くヤツだ!と自分の感情に耐えきれなくなったライルだが先にアリッサば爆発した
「タマちゃん良い子だねー!」
とアリッサが泣き出した。
「タマちゃん良い子なんですよー!」
とミシェルも涙腺が緩んでる。アリアがアリッサの頭を抱き涙をハンカチで拭いている。その様子を見ていたライルは幾分か冷静になり「うちのタマは良い子なんです」と声を出す事で涙を耐えるのであった。
少しして皆の感情が収まるとアリアは昼食の準備に台所へ行く、泣き止んだアリッサが唐突にライルに言う。
「タマちゃんウチに下さい!」
「あげない!、けどタマのお姉ちゃんになるのはコチラからもお願いするよ」
「良いんですか!」
「タマもアリッサちゃんがお姉ちゃんになるのは嬉しいよね?」
タマはライルとアリッサの顔を交互に見て「うん」と頷く。
「嬉しい!これからはお姉ちゃんって呼んでね!」
「ありっさおねえちゃん?」
「そう!、あー嬉しいなー、こんなに可愛い妹が出来るなんて!」
アリッサが小躍りしそうな勢いで喜んでいる、ライルもかなり喜んでる。
さっきまで私がお姉ちゃんだったのに、とミシェルが少し落ち込んでるがタマの事にはミシェルも喜んでる。
「さあ、落ち着いたら続きの授業始めるわよ」
とミシェルの声がするとタマとアリッサは座るのだった。
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