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普通じゃなくても幸せに  作者: おとめtheルル
[season4-3学期]
58/65

#57 大阪環状線

~ルルン~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#57 大阪環状線


2月の中旬、日曜日。

姉の出張で一緒にやってきた大阪も今日で3日目だ。


昨日は道頓堀、おとといはお好み焼きと、少しずつだが大阪を楽しんでいた。

もうすぐ僕も姉も学校や仕事になるので今のうちに観光しでおくのも

いいだろう。


...そんな訳で大阪駅にやってきた僕と姉。

朝の10時とはいえ、休日である以上それなりに混雑していた。


「さて、どこに行こっか...?」

駅に連れ出しておいて行き先ちゃんと決めてなかったのか...。


「すごーい、ここからいろんなところに行けるんだねー!」

そりゃあそうだろう。大阪駅は西日本最大のターミナルなんだからな。

...っていうか東京(新宿)のほうがもっとすごいと思うけど。


「美味しそうなパフェ!ここ行ってみようかな...

あ、このパンケーキも美味しそーう!」


案内板を見て、いろんなお店に目移りしまくっている姉。

優柔不断な人には大変な場所だ。


...結局何も決まりそうになかったので、最初に見ていたパフェのお店に

行くことになった。


「えーっと、ここのビルの4階...こっちかな!」


---


目的地のカフェへ着いた。

店内を見渡すと半分以上が女性客だった。


「2名様ですね。こちらへどうぞ。」


---ってな訳でさっそくパフェを頼んでいる姉。

とりあえず僕は紅茶を頼んでおいた。


「こちら、当店名物の特でかクリームパフェ、でございます。」


でっか。

やってきたのは写真で見たものよりも大きなパフェ。


「...特大サイズを頼んだのかよ。」


「いや...?普通のを頼んだはずだけどね、あはははは...」

そもそも名前に特でかと入っていたのを忘れていた。

...特、でか?


「せ、せっかくなんだから食べよ、いただき...」

そうしてスプーンでパフェを崩そうとする姉を止めた。


「写真...撮ってない、だろ...」

なんで僕のほうが写真にこだわっているのだろう。


カシャ、カシャ。

何枚か撮って、またみんなにも見せようと思うのであった。


---


昼過ぎ。

姉はまだパフェしか食べていないのにすでにお腹いっぱいだった。


「うう...特でかサイズ...恐るべし....がくっ」

店を出たあと、完全に動けなくなった姉と一緒に近くのベンチでひと休みした。

逆に、姉からもらった少しのパフェしか食べていない僕はお腹がすいていた。


...すると段々、曇っていた空から雪がチラチラと降りはじめた。

確かに今日は昨日よりも3℃ほど寒い。


降ってきた雪を手にとってみる。

しかし特に何も思わなかった。


「山形の雪を知っちゃうと、ここの雪なんて驚かない感じ?」

そうだよな。


つい1年前までは雪の降らない亜熱帯地域で暮らしていたのに。

つい1年前までは雪に憧れてあんなに羨ましがっていたのに。

いちど雪国の世界を知ってしまうともはやこのくらいの雪では驚かない。

ちなみに今の気温は1℃だった...


「ううっ、寒、寒、寒っ!!」


人混みの少ないベンチの上。

動かないでいるとやはり寒くなってきた。


「そろそろどこか行こっか...!」


---そんな訳で、お昼を食べに近くの洋食屋に入っていった。


「いらっしゃいませー。」


洋食屋では特に大阪らしいという感じはないが、普通にハンバーグを注文した。

注文を待っている間、姉とこれからどこに行くかを考えてみた。


「今がちょうど2時。ゆっくり食べたとしてもまだ3時半くらい。

さて、どうする?」


これから行きたい場所か...

大阪には通天タワーや動物園、大阪城など...

名所と呼ばれる場所はまだまだ残っている。


「とりあえず...天王寺のほうへ行ってみない、か...。」


---


「ありがとうございました。」


3時20分。ほぼ予定通りである。

洋食屋を出て、大阪駅に戻ってくる。

そして大阪の南側に向かうには、環状線を利用することにした。

その名の通り大阪市内を周回している大阪環状線。

一周約22キロ、時間にしておよそ40分で周回するらしい。

東京でいう山手線...に近い感じ...なのか、な...?


ガタンゴトン...

ガタンゴトン...


電車はおよそ15分で天王寺駅に着いた。

天王寺の駅の前には、つい最近まで日本一高かったビルがある。

高さ300メートル、地上60階建ての超高層ビル。

展望台やホテル、レストランに美術館など...

様々なものが入っているビルのようだ。

写真を撮ろうと近くを歩いてみるが、なかなか全景が入る場所が見つからない。


「うわあ、高っ...!」


...そんな訳でいちどこの周辺を歩いていると、

何やらショッピングモールを見つけた。


「あ、あそこからだと撮れる、かも...」


そこはショッピングモールの入り口だったが、

3段構造になっていて一番上の階にはまったく人がいない。

さっそく写真を撮ってみた。


パシャ、パシャ...


「うん、うまく撮れた!...多分!」


そしてそのままショッピングモールの中を覗いてみることにした。

中にはアニメ、ゲームの雑貨グッズを販売している店、ゲームの販売店など、

いろいろあった。

...もちろん姉の大好きなエーテルグッズも揃っていた。


他にはイートインスペースもあって、たこ焼きやうどん、ハンバーガーなど

自由に選んで食べれる場所だった。


もう4時過ぎだというのに人混みは途切れることを知らない。


姉はやっぱりエーテルグッズに夢中だ。

せっかくなので僕も適当に散策して大阪限定品のお菓子や

文房具などを購入した。


---


夕方。

またしてもエーテルグッズが増え、とても満足そうに歩く姉。

そして天王寺の駅に戻ってきた。


僕はふとこんなことを思い出す


「そ、そうだ...帰りは違う方向から帰ってみない、か...?」

...ということはつまり、

環状線を1周する形で反時計回りの列車に乗るのである。

料金や時間もさほど変わらないし、景色だけが変わるので楽しいと思うのだが。


「それになんの意味が?」

姉は辛辣だったが、さっさと反時計回りのホームへと向かう僕。


「あ!待って待ってー!」


---反時計回りの列車に乗った。


大阪駅までおよそ20分。

途中に大阪城前の駅を含み、大阪駅でちょうど1周なのである。


「あー、帰ってきたー!」


3日目にもなるとすっかり地元のようである。

そこからホテルに戻り、今日の写真を改めて眺める僕なのであった...。


続く...?


はじめまして、ルルンです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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