表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
普通じゃなくても幸せに  作者: おとめtheルル
season3-2学期/冬休み
43/65

#42 トウキョウシャインツリー

~ルルン~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#42 トウキョウシャインツリー


紅葉ピークも峠を超え、

世間はそろそろクリスマスムードへと変わっていく今日この頃。

僕たちは11月最後の週末を迎えるのであった。

そんな日の夜。


夕飯のあと、姉の携帯の電話が鳴った。


ピンピロピロピロ...♪


「あ、もしもし?久しぶり!

...ああ、そうなのー?うんうん、それでそれで?」

誰と話しているのだろうか。


「...え、明日...?うん、わかった。あ、でも弟がいるけど...大丈夫?」

誰か来るのだろうか。


「わかった、じゃあまた明日ねー!」

ピッ...


「ねえねえねえねえ!明日、高校時代の親友が遊びに来るんだけど...

一緒に遊んでくれる?!」

なるほどな。まあいいだろう。


-------------------------------------------------------------------------


翌日。


ピンポン...


昼になると、さっそく姉の友達が遊びに来た。


ガチャ...


「あ!もえちゃん、りんちゃん、まいちゃん!!」

親友って...ひとりじゃなかったのかよ。。。


「美月ー!久しぶり!!いつ以来だっけなー?」

もえちゃんと呼ばれた薄いピンク色の髪をした女性が姉に話しかける。


「えーっと...」


「確かもえちゃんがオーストラリアから帰ってきたとき以来じゃない?」

今度はりんちゃんと呼ばれた緑色の髪の女性が話に入る。


「ねえねえ、君が美月の弟くん?よろしくね。」

姉たちの会話に入らず僕に興味を持っていたのは

まいちゃんと呼ばれたショートヘアの女性。


「まあまあ、こんなところで話してないで、中へおいでよ!」

姉の案内で家の中へと連れられたみんな。


「あ、これエーテルちゃんだ!」

さっそく部屋の中へ入ったもえちゃんは

棚の上に飾られたエーテルのフィギュアを見ているが、


「...なんで2つあるの?」

2つ飾られたエーテルのフィギュアを不思議そうにしている。

まあ...これは...いろいろあって...


「お邪魔しまーす...ああ、結構広い部屋!」

部屋の広さに驚くりんちゃん。

続けて姉とまいちゃんも部屋に入ってくる。


「ちょっと待ってね。コーヒーでも入れていくる!」

そう言って姉以外の3人と僕は部屋に取り残されてしまった。

...自分より年上の女性たち。

ひとりしか来ると思っていなかったのでかなり緊張していた。


「ねーねー。お姉ちゃん彼氏できたー?」

突然ニヤニヤしながら僕に話しかけてくるのはりんちゃん。


「ちょっと鈴花。弟くん困ってるじゃない...」

まいちゃんが助けてくれた。


「えー、そういうまいっちだって気になってるでしょうよ!」

...それぞれあだ名が違うのか。


そして今度はもえちゃんも話してきた。


「なんでお姉ちゃんはエーテル人形を2つも飾っているのかなぁ...?」

棚の上のエーテル人形を見ながら僕に問う。

気になるところそこかよ...


-----


すぐに姉が戻ってきた。


それからしばらくの間、コーヒーを飲みながら姉たちの思い出話が続いた。

僕はただただ聞いていることしかできなかった。


「...あれ。弟くん...?ごめんね、なんだか暇そう...」

まいちゃんが気を遣ってくれた。


「あはは、一緒に遊ぶって言ってたけど...つい話が盛り上がっちゃった...!」

姉もようやく話を止める。


「そうだ、夕方になったらどこか出かけない?みんなで!」

りんちゃんが提案する。


「そうだ!それなら今トウキョウシャインツリーがライトアップされているよ!

あとでみんなで見に行く?」

もえちゃんの発言におお、と喜ぶみんな。


...そんなわけで僕は夕方まで自分の部屋でゆっくりすることになった。


------


夕方...

といっても既に日が沈んでいた。


ガチャ...

僕の部屋の扉を開ける音がする。


「翔、ごめんごめん!また話が長くなってすっかり遅くなっちゃった...!」

既に出かける準備はできていた。


電気を消して、さっさと外に出る。


---


今回は人数が多いので姉のスポーツカーには乗ることができない。

そのため電車で行くことになっていた。


駅まで歩く僕たち。すると...


「おや...?と、友!?」

偶然、道端で山村と幸佳に会った。


「あ、優雅と幸佳!こんばんは!」

姉が2人に挨拶をする。


「こんばんは、お姉さん。今からどちらへ行かれるのでしょうか?」

僕ではなく姉に問う山村。

すると突然もえちゃんが割り込んできた。


「トウキョウシャインツリーだよ!」

は、はあ...と戸惑う山村。

それを聞いた幸佳は山村を引っ張って電車用のICカードを見せつけた。


「なるほど。一緒に行きたいんだね☆」


...そんなわけで山村と幸佳を含む7人は駅へと向かうのであった。


「お、お家に帰る途中じゃなかったの?」

まいちゃんが2人を心配している。


「大丈夫です。父にも連絡しましたし。」

さすが。連絡が早いな。


そうしているうちに駅に着いた。


---


ガタンゴトン、ガタンゴトン...


あれ...今さらだが僕、電車に乗るのはかなり久しぶりかもしれない。

通学するのも徒歩で行ける距離だし、買い物やお出かけなどは姉の車で行く。

みんなと遊ぶときも大体徒歩圏内だ。

...なんだかこうしてみんなと乗る電車は楽しかった。

東京の夜景が通り過ぎていく...。


---


乗り換えを含めておよそ30分。

トウキョウシャインツリー前までやってきた。


「お、やってるやってる!」

もえちゃんがさっそくシャインツリーを眺める。


「はあああ...実はうち、夜のシャインツリーは初めてなんだよねー!」

りんちゃんのテンションも上がっている。


「ねえねえ、入り口のほうまで行こうよー!」

テンションが上がっているのはりんちゃんだけではなかった。


「美月、待って待って。ほら、弟くんたちがまだ写真撮ってるでしょ...?」


パシャパシャ...


「うん、我ながらいい写真が撮れた。行こうか、友、幸佳。」

虹色に輝くツリーをたくさんの写真に納めておいた山村と僕。

それを見て幸佳も喜んでいる。


せっかくなのでシャインツリーに付属するトウキョウ天空タウンで

夕食を食べることにした。


眺めのいい窓際のレストラン。

窓の外には七色に輝くシャインツリー。

みんなと一緒に食べる料理はとても美味しかった。


特別な休日を堪能し、満足している僕なのであった。


続く...?


はじめまして、ルルンです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ