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普通じゃなくても幸せに  作者: おとめtheルル
season3-2学期/冬休み
35/65

#34 体育祭-午前の部

~ルルン~

20代くらいの青年。

イラスト、アニメ、ゲームが趣味。


文章は丁寧に書き込むけど遠回りな表現は苦手。

小説の腕はアマチュアなので、優しく見守ってね。

#34 体育祭-午前の部


9月24日。

この日、学園では体育祭が行われる。

朝。さっそく姉と一緒に学校へ向かった。


「開会式は朝9時からだよね?まだ8時半だよ?」

そうは言っても美里愛との約束がこの時間だから...


「あれっ、美月ちゃん?どうしてここに?」


門の前でさっそく優斗さんと出会う。


「お、お兄ちゃん!!翔と私は同級生だって言ったでしょ?!」

慌てて耳元で説明する美里愛。

まさか僕のこと忘れてたのか...!!


「あはー、佐加井先輩...先輩こそどうしてここに...?」


姉もわかってなかった。


---


2人には一緒に体育祭を楽しんでもらうように説得した僕と美里愛。

そして開会式が始まるので姉と優斗さんは観客席のほうに残された。


「あ、ああ...なんか、仕事以外でこうやって先輩と一緒になるなんて...

珍しい、です、ね...」

姉は優斗さんに話しかける。


「そ、そ、そう、だね...えっと...」

間違いなく緊張している様子の優斗さん。


「どうしたんですか、先輩?

そんなに緊張することないじゃないですか!仕事ではいつも一緒ですし...」


「だ、だよねー、仕事、一緒にしてるもんねー☆...」


「先輩ってそんなキャラでしたっけ...」

美里愛の言っていた通り、とてつもなく照れまくっている優斗さん。


そうこうしているうちに開会式が終わり、

観客席にやってくる人たちも増えてきていた。


---


「最初の競技は、チーム代表による1500メートル走です!」


代表選手でない僕たちはテントの中で待機していた。

この競技には、クラス代表として誠が...ってあれ??池戸?!


「まさかまさかだな!!あの誠がこんな大事な日に体調を崩すなんて!!

池戸!!代わりによろしくな!!」

厚木がすべてを説明してくれた。


---


競技は順調に進み、僕たち最初の出番になった。


「続いての競技は、クラス対抗綱引きです!」


足早にフィールドへと向かう僕たち。


「あ、翔だ!頑張れー!」

姉も応援している。


よーい...パン!!


綱引きが始まった。

僕と一緒に山村や池戸も懸命に引っ張っる。


「いた...いたた...!」

すると綱を引っ張るのが痛くなったのか、前にいた美里愛が

綱から手を離してしまう。


その瞬間、綱は前に引っ張られ、みんな前に倒れてしまった。


「うわぁっ...!」

ドテッ!!


少し心配そうにざわつく観客のみんな。


「白組の勝ち!!」


倒れた体を起こそうと顔をあげると、

申し訳なさそうにこちらを眺める美里愛がいた。


「ご、ごめん...なさい...」


そう言って優しく手を伸ばしてきたのでつい手を握ってしまった。すると...


お、お、お...おおー!!

...と僕と美里愛に注目していた観客のみんなが大いに盛り上がる。

めちゃくちゃ恥ずかしかった。


「赤組に恋愛点!!50点を追加します!!」

やめろやめろ!!体育に関係ないところで追加点出すな!!


※その後本当に50点が加算されていた。。。


---


「続いての競技は、大縄跳びです!」


昼休憩前最後の競技。

全クラスが3チームに別れ、各チームごとに試合を行う。

そして長く飛び続けたクラスから得点が入る。


よーい...パン!!


いち、にい、さん、しい...

練習の成果もあり、長く飛べている。

すると後ろにいた山村が飛びながら突然手をつなぐ。


「お、おい...山村...」


そして前にいた美里愛が反対側の手をつなぐ。


「や、やめ...!」


そうして気がついたらチーム全員が手をつないでいた。


「おおっと!1年1組Aチーム!全員が手を繋いで大縄を飛ぶ!!

クラスの絆点、50点を追加!!」


ええ、っとその実況に気を取られて引っかかってしまった。

また変な追加点を出すんじゃない!!!


---


昼休憩になった。

山村と幸佳を連れ、美里愛と一緒にあの2人のところへと向かう。


「...ちょっと...。なんで山村と幸佳がついてくるのですか....」


「まあまあ気にしないでくれ委員長。僕たちは以前から一緒に

お昼を食べる約束をしていたからね...」

このタイミングで僕は美里愛に睨まれた。


「べ、別に2人きりになろう、って約束はしてないだろ...?」

ふう、とため息をついてしまう美里愛。


「あ、いたいたー。お疲れ様、みんな!」

手を振ってこちらに呼ぶ姉の後ろには、優斗さんの他に

美歩や水野さん、それにこのはまでいた...。


---


木陰に敷いたブルーシートの上、みんなで昼食を食べ休憩をしている。


「もぐもぐ...あ!!もぐもぐもぐ...」

姉がおにぎりを食べながら何か言おうとする。

食べてから言え、食べてから!!


「...あ!このメンバーで一緒にいるのって、誕生日会ぶりじゃない?!」

確かにそうか。


「そういえばそうですね。

私、お姉さんに会うの久しぶりな気がします...」


「自分もっすよー...もぐもぐもぐ...」


そういえば水野さんと美歩は姉と会うのは久しぶりだったっけ。

そのあと、ふいに山村が姉に声をかける。


「...そうだ、この間はありがとうございました、お姉さん!」


「そうでした...僕も、おごってもらって...」

このはも続ける。

確かにこの2人(+幸佳)は始業式の日、姉におごってもらったな。


「えっ...おごっ...おごってもらった?!!

コホ...コホ...」

水野さんが(激しく)反応する。


「ちょっと藍...口に入れたまま驚くのは危ないっしょ...」

美歩が慌ててハンカチを渡す。


「す、すみません...みっともないところを...」


「大丈夫だよ、藍ちゃん。今度おごってあげるね...!」

そう言った姉を見て目を輝かせる水野さん。

...それと同時に姉を眺め、目を輝かせる優斗さん。


「せ、先輩は何なんですか?」


アピールに失敗し、落ち込んでいる優斗さん。

それを見て謎に喜んでいる美里愛。


「間もなく、お昼休憩が終了します。生徒の皆さんは集合してください。」


気がつくともうそんな時間になっていた。

片付けは姉と優斗さんに任せ、急いで集合場所へと戻る僕たち。


「そ、それじゃあ...また後で....な」


午後の部へ続く...!


はじめまして、ルルンです。


クスッと笑える作品を作りたくて文章を書きはじめました。

気軽に反応を頂けると嬉しいです。


少しでも楽しんでいただける作品を目指していきます、

どうかよろしくお願いいたします!

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