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第五話


 快晴の朝。

 良い目覚めだ。


 今日はまずこの世界について沢山の事を知っておきたい。

 何かを成し遂げるにはまずは事前段階が、必要だろう。大きな目標を掲げると同時に、自分の問題点ってのは浮き彫りになってくるもんだからな。

 前と同じ様にはならんぞ。


 「ここは病院だからご飯は一応貰えると思うんだけど…」

 「そりゃそうだろ」

 「少しは覚悟しておいた方がいいかもしれない」

 「何でだ?」


 どう言うことか、病院食に美味さを求めるのは間違っている。そんな事くらい分かってるわ!

 まず、患者に合わせて、病気などの回復を目的に作られているもんだから、美味しいもんが出るわけが無い。


「ちょっとねもし君が初めてここの食事をするなら面白い反応が見れそうだ」


 「??なんか言ったか?」

 「いや?何も言ってないですよ」

 

 俺は何を言ったかは正確には聞こえなかったが、間違いなく何か言っている。しかも、俺を笑うかの様な感じでだ。

 しかも俺に丁寧な口調で話しかけてくるからか、余計嫌な感じがしてくるんだよな。

 とは言っても実体のない奴に構うのも無理があるし、さっき見たいに変な事すると後々面倒になるかもしれ無いから気をつけないと。


 「そろそろ食事が届くよ」

 「おう!タダ飯有難くいただくとする」


 「すいません朝食でございます。自分で食べられるでしょうか」

 「ええ大丈夫です。た、食べれます」


 今入って来た女性は昨日来た人とはまた違った人だ。

 身長は150もないかなり小柄で声も仕草も子供っぽくて可愛い。

 こう言うのが一番人気の出る、ロリって奴だ。

 勿論だが俺もロリは大好きで当然の如く守備範囲内である。しかも正装と来た。素晴らしい、、ってそんな事を考えるな俺、何でここにいるんだどうしてこの世界を望んだんだ?もう一度頑張ってみたいからだろ?なら雑念はいらない。

 そう決意をして、煩悩との別れをした───はず、、?


 


 予想通りといったらアレだが飯はそこまで美味しくなかった。一刻も早くここを出ないとならん。飯は何とかなるだろ。今日はもっと深くこの世界を理解することにしたから特段きつい事をするわけでは無いし昼は抜いても大丈夫だ。


 「お前金ってどんくらいあんだ?」

 「あー金?」

 「??ああ、あれだ通貨」

 「硬貨の事ね、、大体30枚くらいかな少ないかもしれないけど、すぐ復帰するなら大した問題じゃないよ」

 「そうなのか、」


 正直、硬貨30枚はどのくらいか分からない、けどわかる必要はないらしい、この世界では通貨は全て同じ硬貨で行われると言うからしっかり値札さえ見れば間違えることもない。

 ここの施設は病室という事と俺が冒険が原因で使っている事から格安で住まわせてもらっている。


 「そろそろ動くよ」

 「そうだな」


 ついに俺が外に出るぞ。

 まあ、怖くは無いし何故かワクワクすらしている。

 金じゃ無くて硬貨って呼ばれているあたり、前いた世界とはかなり変わってんだろうが、それにも興味がある。

 

 俺は病室から逃げ出し、ドアを力強く開ける。





 そして今、夕方となり俺は普通に立ち止まっている。

 何故かって?ちょっと俺はこの世界と現状に絶望していたからさ。

 この世界は冒険者は多く存在している。しかし実態は前世の様な学歴社会の雰囲気を感じた。

 まず、冒険者になる為に通う専門学校的なのがあり、ほぼの人はそこを通り人間関係を作りチームを組むのだそう。


 しかし俺はその過程を完全スキップしていたそうだ。前世で言うとこの中卒って感じだ。

 そりゃ人間関係も築けないし、俺とチームを組んでいた人も学校では肩身の狭い思いをして来て中退をした人で一癖あるらしい。

 つまり、サラも恐らくどこかに行ってしまったのだろう。



 俺はゼロからじゃ無くてマイナスから二度目の人生スタートってか事になった。

 



 

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