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短編番外会 第一話


 番外編です。

出来れば本編を読んでから来てくれると嬉しいです。



 夜、事件のあった宿の入り口にはサラが立っていた。

 サラも今日はここで一夜を過ごそうとしたんだ。


 いつもは笑い声が絶えない、いい宿に今日は何故が怒号が飛び交っている。

 さらには誰かが誰かを殴っているかの様な音もしている。

 少し、入るのには気が滅入ってしまうけど、ここより良くしてくれる宿は他に無い。少しは私のチームを「最弱」だってイジるけど、結局は笑って私を受け入れてくれる。

 まあ、元同じ学校のクラスメイトだからね、、、


 「すいません部屋空いて……」


 


 「足枷だった仲間も消えて、、」

 「何を言うんだ」

 「俺は自由になった!!今はまだ許してやるだが、これ以上殴るなら、、容赦はしねえよ?」 



 宿の入り口扉を開けた私は外で聞こえた音の通りの光景を見る事になる。

 いつも、私を良くしてくれた人達も今日は私に全く気にも留めない。

 私も空気を読んで(その光景に足が動かなくて)、開けた時一言だけ発したが、それ以降はただ誰かが殴られているのを傍観するだけだった。

 これは良くないことだってわかってる。

 でも、前の事がフラッシュバックして動けない。


 「これ以上はどうかやめて。うちのメンバーがご迷惑おかけして」

 「サラ?」

 「………」

 

 私はレイに話しかけられたが、色々と焦って構ってられる余裕がなかったのと、先日の一件でちょっとムカついちゃったから、しょうがないね。



 「サラか?こんな落ちこぼれの奴達の為にどうしてそこまでするんだ?」

 「別にそれは関係ない。」


 これは本当に関係ない。

 その後も私はレイに話しかける事なく、冷静になって宿を出る。

 今日は仕方ないから、有料の宿に泊まる事にした。


 数日後、私は前通っていた学校に電話をかけようとしている所。

 レイを探そうとしたけど、どこにも居ない。逃げられちゃったかな?前に宿で話しかけなかったから嫌われちゃったって思われちゃったのかな?私はそんなつもりではなかったんだけど、


 私も強くならなきゃ。

 前みたいな失敗をしないように、、、


 と思って、復学の電話をかけようとしている。

逃げたように退学した私が急に復学の申し出をするなんて図々しいよね。

 でも、、、



 「はい、ユース魔法学校です」

 「サラ・レイブナントです」

 「あら、サラさんですか、何か用でしょうか」

 「大変恐縮ですが学校の方に復学させてもらえないでしょうか」 

 「特待生だった貴方なら全然構いませんよ」

 「ほ、本当ですか ありがとうございますっ」


 まさかのOKだった。

 私はあと一年で卒業だった所、自主退学したから、あと一年だけ、通う事を許された。

 前は特待生で授業料免除、校舎の施設を無償で使えていたけど、施設は格安で使わせてもらえるそうだけど、授業料は普通に支払う必要があるのだと、それを親に話した所、


 「サラが学びたいなら、硬貨の事は気にしないで」と言ってくれた。


 私はなんで恵まれたとこに生まれてきたのだろう。

 頑張ろう。次にレイに会うときは絶対に失敗ように強くならなくちゃ。



 

 

 

休みます。

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