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テンセーズ 〜転生しても記憶無いなら意味ないじゃん〜  作者: 豆腐メンタルの上に立つしそ
第一章 (一回目) ルーク村
8/8

森探検?(3)

投稿も遅かったし、話も短くてすみません!


友人の葬式があった関係で時間がなくて……次回は頑張ります!

おし、五分ぐらい経ったか。じゃあ、探すとするか。


「うーん、どこから探そう……。」


多分、僕は4人の中で一番この森のを知らない。みんなを探そうにもどこを探せばいいのやら……。


「まあ、歩くか。」


まずはここから動いてみることにした。


みんなも多分、ここから離れたとこに逃げたと思うから……。


「え、ミナ?」


探してないのにミナを見つけた。


……ミナは全く隠れる事もせず僕の目の前に立っていた。


パチ。


パチ。


目が合う。


え、僕がいたところから10mも離れていないけど……コイツ、ルール知ってんのか?


「ミ、ミナ、見っけ!」


「わー、見つかっちゃったー。」


ミナは全然楽しそうじゃない。


「もうミナったらー、ちゃんとやってよー。」


「ねえ、」


「ん? どうしたの?」


「これの何が楽しいの?」


こっちが聞きたいわ。


隠れてない奴を探すのなんも楽しくないから。


数えた5分が無駄。ちゃんと隠れてくれ……。


「お、おし。じゃあミナも僕と一緒にサクとラックを探そう!」


「え、ええ。」


テッテテテッテテー。半ば無理やりミナを仲間にした。


「じゃあ、まずはサクを探そう。」


「分かったわ。どこを探すの?」


「ん、多分、こっから離れたとこにいると思うから歩こう。」


「なんで離れたとこにいるの?」


「鬼に見つかったらダメでしょ? 離れたとこは鬼に見つかりにくいからだよ。


「なんで鬼に見つかったらダメなの?」


……そういうルールだから。


鬼に見つからないように隠れるのがルールなんだよ。


「もういいから早くサクを探すよ!」


「え、ええ。」


ミナの手を掴み、歩こうとすると


ブクブク。


何か水の音が聞こえたような……。


「今、なんか音が聞こえなかった?」


「え、どんな音?」


「なんか、水がブクブクって……この池からかも。」


「気のせいじゃない? ほら、サクを探しに行くんでしょ。行くわよ。」


「う、うん。」


気のせいか……。


ブクブク。


もう一度、池からブクブクと聞こえた。


「ほら、聞こえたでしょ!? 今、水の音が!」


「はあ? だから聞こえないって! リンマは何を言ってるの?」


「い、いや、ホントに聞こえた! 気のせいじゃない!」


「だから、私には何も聞こえないって! ……きゃあぁ!」


「うわっ!」


急に何かに手を引っ張られた。


「お、おい! ミナ!」


引っ張られた方向を見ると、ミナが赤い触手に捕まってた。


そして赤い触手の元を辿ると……。


「た、タコ!?」


ミナの体の数十倍もある大きな大きなタコが池の中から出てきてた。


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