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第 11 話

「ご飯だよぉ!」


おばさんの声はよく響く。

すると、「はーい!」と女子の声がした。


「女の子いるんだぁ!」


…聞きようによっては変態の言う言葉にしか聞こえないが、言ったのは直也だ。直也が変態というのは―――想像できてしまう俺こそがもしかして変態だったりするのか?としばし頭を抱えていると、直也が「ご飯行こうよ~」と

その思考中の頭ん中から引っ張り出してくれたのでひとまずそんなくだらない考え事は俺の頭から消え去った。




…で、夕食の場である。女子は二人もいた。

1人は無駄に元気がありそうな(鬱陶しそうな)奴。もう一人はおとなしそうな奴。


「四人とも、名前くらい言っときな」


というおばさんの一言で自己紹介が始まった。


西宮にしのみや香奈かなです。よろしくお願いします」

本山もとやま理香りかです。お願いします」


そして、俺と直也も自己紹介をする。直也の苗字は初めて聞いたが、

小鳥が遊ぶと書いて小鳥遊たかなしと読むんだそうだ。みんな、「よろしくお願いします」しか言っていない自己紹介でそんなことまで説明してしまうこいつは…なんなんだろう?すごいっていうかなんていうか。

…てか、クラスで自己紹介をしているのならともかく。こんなところで苗字の書き方なんてどうでもいいよな。


「香奈と理香は後でこの二人に部屋とか教えてあげて」


女子二人は「はーい」とおばさんにはいいお返事を返したが、影で「めんどくさ」と呟いたのが丸聞こえだ。

その日の晩飯はおばさんの話に女子と直也が相槌を打ち、俺だけひたすら食べ続けるという、俺だけは悲しく一人だった。

直也と女子はすっかり打ち解けたようだった。

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