316話~319話
「…俺の漫画がない…勝手にとってったなあいつ……あ」
「おにい呼んだ!?」
「…何回も言うがノックをし」
「これ返しに来た!」
「まだ俺しゃべってたんだけ」
「じゃあね!」
「…まさに嵐……」
―
「今度はゲームがない…」
「…ゲームがなくてゲーッ!てか、ゲームなだけに!」
「…ないな」
「おにい今のはないわー」
「うおっ!…いきなり入って来るな、聞き耳を立てるな!」
「いや偶然部屋の前を通りかかってねー…寒いギャグが聞こえてきたからつい」
「…俺のゲームどこやった?」
「え?私知らないよ?」
「えっ」
「ていうかそこにあるじゃん」
「…ほんとだ」
「まったくもっとよく探してよねおにいー」
「ごめんごめん」
―
「おにいー」
「あ?」
「私の携帯旅立ったから鳴らしてー」
「…旅立った?」
「どっかいった」
「あぁ…鳴らしてるよ」
「…」
「…」
「…聞こえる?」
「聞こえん」
「リビングにはないのかなぁ」
「どうせお前の部屋だろ」
「探してくるねー」
「おー」
「携帯鳴らしといてよ!」
「はいはい」
―
「あっぶなあっぶなー!」
「あった?」
「あったあったよかったー」
「…どこにあったの」
「洗濯機の中」
「それアウトやん」
「まわす前だったから大丈夫!」
「…危なかったなー」
「あぶかなっ…危なかったー」
―




