↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかのカップルがしゃべっているようです
PR
80/175

292話~296話

「今日は雨かー」


「おー」


「外にいけないねー」


「おー」


「せっかくの休日なのにねー」


「おー」


「…私の話聞いてる?」


「おー聞いてる聞いてる」


「ちょっとプリン買ってきて」


「おー…え?」


「やーいひっかかったー」


「…本読んでるからあとで買ってくるわ」


「つまんない」


―


「くーちゃんパーンチ!」


「…」


「くーちゃんキック!」


「…」


「くーちゃん体当たりー!」


「ちょ、邪魔しないで本読んでる」


「暇だもん」


「えぇー」


「くーちゃんロケットパーンチ!」


「くーちゃんの腕とれないだろ」


「とれるよー…ほら」


「!?」


―


「…それもともと腕とれないやつだよね?普通のテディベアだったよね?」


「うん」


「なんで腕もげてるのか説明してもらおう」


「遊んでたらもげました」


「かわいそうにくーちゃん…」


「そんなことないよ!くーちゃんは喜んでるよ!ねーくーちゃん!」


『痛い痛い腕痛いあぁぁぁぁぁぁぁ!!』


「すごい痛がってんだけど」


「そんなことないよね!くーちゃん!」


『この程度の傷、幾度となく戦場を超えてきた私にはへでもないわ!』


「だからくーちゃんのキャラを統一させなさい」


「はい」


―


「くーちゃんの腕を直そうか」


「なんで」


「なんか痛々しくて見てらんないから」


「でも君不器用だよね」


「…おう」


「裁縫とかできないよね」


「…俺はやってみせる!くーちゃんのために!」


「がんばってー」


10分後


「できた」


「どれどれ」


「自信作です」


「…」


「どう?」


「普通にできてて面白くないです。やり直し」


「え?」


「えいっ」


「あぁぁー!くーちゃんの腕がまたもげたぁぁぁぁ!!」


「もう1回やりなさい」


「理不尽だ…くーちゃんも痛がってるだろうに」


「そうでもないよ!ねーくーちゃん!」


『むしろ気持ちいい』


「くーちゃんどMになってるし」


―


「もうこれでいいだろ」


「…そうだね」


「さすがにくーちゃんも4回腕もがれたらかわいそうだ」


「そうだね」


「…」


「どした」


「君はいつからそんなにくーちゃんと俺に対して厳しくなったんだ」


「……かまってくれなかったから」


「…」


「…」


「…すまんかった」


「…うん」


―

次回!多分最終回!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。