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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかのカップルがしゃべっているようです
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76/175

279話~281話

「うちの父がさ」


「うん」


「電話するときの出だしが面白い」


「へぇー」


「こんな感じ」

「あー!どうもどうもどうもどうもすいませんですー」


「漫才の出だしみたい」


「口に出すと面白い」


「すいませんですー」


「電話のくせってやつだよね」


「あるある」


「無意識でやってるらしいから自分じゃ気が付かないらしいね」


「すいませんですー」


―


「俺アベノミクス聞いてさ」


「うん」


「こんなん考えた」


「仕事しろ」


「一発芸みたいな感じだけどやってみるよー」


「はい」


「誰かの呼ぶ声がする!」

「一声あれば駆けつける!」

「正義の味方!アベノミクス!!」


「ふむ」


「どや」


「うん」


「評価をお願いします」


「発想はよかった」


「おお」


「けど掛け声がださい」


「そうか」


「うん」


―


「アベレンジャイ!」


「…」


「アベレンジャイ!」


「…」


「アベレンジャイ!」


「…」


「アベレンジャイ!」


「…」


「アベレンジャイ!」


「…」


「5人そろって」

「アベレンジャイ!!」


「全部アベレンジャイだね」


「…勢いでやって正直すまんかった」


「あとアベノミクスまったく関係ないよね」


「すまんかった」


「許そうぞ」


「もったいなきお言葉」


―

時事ネタ入れてみた。半年くらい経ったあと読むと懐かしいかな?

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