279話~281話
「うちの父がさ」
「うん」
「電話するときの出だしが面白い」
「へぇー」
「こんな感じ」
「あー!どうもどうもどうもどうもすいませんですー」
「漫才の出だしみたい」
「口に出すと面白い」
「すいませんですー」
「電話のくせってやつだよね」
「あるある」
「無意識でやってるらしいから自分じゃ気が付かないらしいね」
「すいませんですー」
―
「俺アベノミクス聞いてさ」
「うん」
「こんなん考えた」
「仕事しろ」
「一発芸みたいな感じだけどやってみるよー」
「はい」
「誰かの呼ぶ声がする!」
「一声あれば駆けつける!」
「正義の味方!アベノミクス!!」
「ふむ」
「どや」
「うん」
「評価をお願いします」
「発想はよかった」
「おお」
「けど掛け声がださい」
「そうか」
「うん」
―
「アベレンジャイ!」
「…」
「アベレンジャイ!」
「…」
「アベレンジャイ!」
「…」
「アベレンジャイ!」
「…」
「アベレンジャイ!」
「…」
「5人そろって」
「アベレンジャイ!!」
「全部アベレンジャイだね」
「…勢いでやって正直すまんかった」
「あとアベノミクスまったく関係ないよね」
「すまんかった」
「許そうぞ」
「もったいなきお言葉」
―
時事ネタ入れてみた。半年くらい経ったあと読むと懐かしいかな?




