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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかのカップルがしゃべっているようです
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63/175

237話~240話

「俺さ」


「ん」


「一発芸考えた」


「そう」


「モノボケだけどやってみていい?」


「どうぞ」


「まず店に売っているティッシュ5箱セットのやつを右脇へはさんで」


「うん」


「同じように左脇にもはさむ」


「それで?」


「ガトリング発射!」


「…」


「ダダダダダダ」


「…」


「…どう?面白い?」


「くだらん」


「ですよね」


「うん」


―


「今度はかっこいい台詞考えた」


「言ってみなさい」


「おう」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…?」


「…さっきまで覚えてたのに忘れた」


「つまんない」


「ごめん」


―


「思い出した!」


「何が?」


「かっこいい台詞」


「言ってみなさい」


「今こそ真の力を!己の魂よふる…」


「…どした」


「急に恥ずかしくなった」


「がんばれよ」


「はい」


「中途半端が1番かっこ悪い」


「面目ない」


「というわけでやりなさい」


「はい」


―


「今こそ真の力を!己の魂よ震え上がれ!」


「おお」


「ハイパーウルトラダイナミックパーンチ!」


「…」


「どう?」


「かっこよかった」


「いぇーい」


「途中までは」


「あれま」


「ネーミングセンスなさすぎ」


「そこだけは適当に考えた」


「そこもしっかり考えなさい」


「はい」


「明日までの課題とします」


「はい」


「しっかり考えてくるように」


「はい」


―

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