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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかのカップルがしゃべっているようです
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23/175

88話~94話

「おい」


「なに」


「私のプリン食ったろ!」


「あれは俺の分だって」


「冷蔵庫に入っているプリンは全部私のだ!」


「すごい理不尽」


―


「…」


「…」


「なぁ」


「…」


「機嫌直せって」


「…ふん」


「しゃべってくれないと」


「…」


「おならしちゃうぞ」


「それだけはやめて」


「あ、今出た」


「ぶっとばす」


―


「今日のは痛かった」


「…ふん」


「今のは痛かった…」


「…」


「痛かったぞー!!」


「うるさい」


「はい」


―


「…」


「…」


「…」


「…」


「静かだね」


「…」


「…」


「…」


―


「会話もないまま3日経過した」


「…」


「本読もう」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…ごめんね」


「ん」


「私、こんな子どもみたいに」

「わがままいって」

「迷惑かけたよね」

「…ごめん」


「そうか」


「怒ってる?」


「怒ってない」


「………」


「だからこらえなくてもいいんだよ」


「…グスッ」


「おいで」


「…うわあぁぁぁ!」


「みぞおちっ!」


―


「どうしよう」

「抱きしめてもらおうと思って突進したら」

「私の頭が彼のみぞおちにはいって気絶した」


「…」


「…まあいいか!プリン食べよ」


―


「うーん…目覚めてからここ数時間の記憶がない」


「うん」


「なぜだ」


「さぁ」


「君の機嫌直ってるし」


「うん」


「まあよかったよかった」


「ちゃんちゃん」


―

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