625話~630話
「あー…終わったぁー…」
「おにい何その…やりきったぞーみたいな顔…いや、すっきりした顔かな?」
「あぁー?聞いてなかったわ…もう一回言って」ここから冬になります
「…」
「…」
「…」
「…なんで俺を睨んでるんだ」
「んー、いやいや違った、まぬけの顔だ!」
「は」
「うん、どう見てもまぬけの顔だ!!」
「…なんだこいつ」
―
「あーあ…私のお兄ちゃんがジョ〇・レノ〇だったらなー!」
「…そういう文句は俺じゃなくてお母さんに言ってこい」
「イケメンだったらいいのになー!」
「…」
「自慢できるのになー!残念だなー!残念な兄だなー!」
「…」
「あー!あー!イケメンだったらなぁー!!」
「…とか言って俺の部屋漁るのやめろ」
「あ、バレた?」
―
「またお菓子食べたくてお兄様の部屋にきちゃったね!」
「あっそ」
「……ちょうだい!」
「……菓子ならないぞ」
「……」
「漁ってもないぞ」
「……」
「…俺を睨みつけても菓子は出てこないぞ」
「…私おにいのこと大好き!」
「褒めても何も出ないぞ」
「欲しい欲しい甘いものが欲しいー!」
「いやだだこねられてもないぞ」
「……帰る!」
「おー帰れ帰れー」
「あ、ちょ、ドア閉めてけよ寒い」
「……はぁー」
―
10分後
「お菓子!」
「ドア勢いよく開けるのやめろ、ノックしろ」
「ある!?」
「…ない」
「帰る!!」
「はいはい……いやだからドア閉めてけよ」
―
さらに10分後
「お菓子!!」
「だからドアを勢いよくあけ」
「ある!?」
「……あるわけねーだろ」
「……帰る!!」
「あ、ドア閉めろ……ってかあいつわざとドア開けっ放しにしてるだろ…」
―
さらに5分後
「帰る!!」
「いやお前何しに俺の部屋来たんだよ」
「……」
「…だからドア閉めろよ!」
「ハッ…これが奴の狙い……」
―
さらに3分後
「……」
「…ドア開けに来ただけかよ……めんどくせーよ!」




