620話~622話
なんだこの妹…
「ねーおにい」
「…あん?」
「私ってどうやって笑うっけ?」
「…」
「…」
「…あー知らん、テレビ見てるから後で」
「うーん……」
「…今笑ってみれば?」
「そうだねー今笑えば解決だねー…じゃあおにい笑わせて!」
「すっげぇ無茶ぶり…テレビ見てるから後でって言っただろ」
「ふふーん…私にそんな口を聞いてもいいと思っているのか!これを見よ!」
「後で見るわ」
「…えいっ」
「あーお前テレビの電源消すなよ!早くつけろ!」
「ふふふこの私の手にかかればテレビのリモコンを操り、電源を消すことができ」
「…」
「あっ」
「…よしテレビ再開」
「無言でリモコンを奪うとは卑怯な!このだめおにい!あほおにい!」
―
「…」
「…」
「…」
「…あのさ」
「んー?なにかなお兄ちゃん?」
「俺の目の前に立って視界を遮るのやめろ、テレビ見えん」
「んんー?よく聞こえなかったなー?んんんー?聞こえないよー?」
「…暇なら俺じゃなくてポンタと遊べ」
「もうポンタ寝ちゃったからねー起こすのはかわいそうだからねー」
「俺はかわいそうじゃないのか…」
「うん!だっておにいなんだもん…だってなんだかーだってだってなんだもん♪」
「…むかつくわぁ」
「お願いぃーお願いぃー!傷付けないーでぇー!」
「お願いしてるのは俺のほうだよ」
「いやよっいやよっいやよ見つめちゃいやー!」
「なんだこいつ…」
「ハ〇ーフラッシュ!」
「…」
「…」
「…」
「さーて私はもう寝るかな!おにいちゃんおやすみなさい!」
「…ほんとになんだよこいつ…」
―
「…テレビ終わってるし……はぁ」
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