617話~619話
「…」
「しっつれいしまーす!お兄ちゃーん!」
「…あ?」
「お菓子ちょー……だぅぁっい!!」
「…」
「あー!今おにいが食べてるやつでいいからちょうだい!」
「うざいしうるさいから嫌だ」
「えぇー!いいじゃぁーん…ちょー……だぅぁっい!!」
「…それがうざいんだよ」
「んーそうなの?」
「…」
「…」
「…俺今ゲームしてるから話しかけないで」
「そっかー…じゃぁリトライ!」
「…」
―
5分後
「…」
「おにい!」
「…」
「おにい!!」
「…今ゲーム中で手が離せないんだけど」
「少しでいいからこっち見て!」
「…ったく…はい」
「いらっしゃいませご主人様っ!」
「…」
「…」
「…」
「…お前からいらっしゃったんだろうが。後服装さっきと変わってないし」
「よし!じゃあお菓子もらおーっと」
「なにがよし!なんだか……まぁ食べてもいいけど」
「おにい言われなくても!ふっふーふっふーん…」
「…」
「ふっふっふーんっ……え」
「…ふっ」
「もう……残っていない……だと」
「おら、それ上げるから俺の部屋から出ていけ」
「ひっどーい!兄としちぇっ……兄としてさいくっ……あっに………兄として最悪だね!」
「噛み噛みだな」
「ぬぅぅぅ…!私は怒ったぞ!」
「ふーん……」
―
「…」
「…んーないなー…」
「…お前早く俺の部屋から出てけよ」
「お菓子を見つけるまで出ていきませーん」
「…はぁ」
「…んーおにいの鞄にもないかー…」
「…」
「んーんー…ないー…んー……」
「…」
「んー…んー…んーっ♪んーっ♪」
「…」
「…んっんっんー♪んっんんっんー♪」
「なんで鳩ぽっぽなの、というか出てけ」
「いやーなんとなくー…あれぇーいつもはここにあるのにー…ないなぁ」
「最近買い置きはしてないからな…っと」
「んー…」
「……あった」
「んー?」
「黒飴」
「えぇー…黒飴かぁやだなぁ………舐めたらあっかっんー♪」
「…文句言うなら俺が食べるが」
「ふっふー今日はそれで我慢してやろう!それをよこすのだ!」
「はいはい…おらとっとと出てけ」
「はーい……舐めたらあっかっんー♪」
「…はぁ…めんどくさ」




