606話~609話
「あっつーいー…」
「最近涼しいほうだろ…後しゃべるとテレビ聞こえないからやめろ」
「あっつーいいいー!あっついー!」
「…テレビ音量あげよ」
「…ちぇー無視かー面白くなーい」
「俺はテレビ見てんの…」
「ふーん…じゃあえいっ」
「…なぜ俺の上に乗った」
「なんとなくー!」
―
「それでーあっついんですけどーお兄ちゃん」
「…」
「どうすればーいいんですかーお兄ちゃん」
「…とりあえず俺の上から下りろ、ひっついてるから暑いんだよ」
「だってぇー優越感あるしー下りたくないーでも暑いー」
「…」
「ニャーン」
「あ、ポンタきたポンター」
「ニャン」
「おー…さすがポンタ」
「ポンタまで俺の上に乗るのかよ…さすがにこんだけくっついてると俺も暑くなってきた…」
「ニャッ」
「…俺への嫌がらせかこいつ」
「あっつーい…」
―
「あ、思い出した」
「んー?なにー?」
「ニャ」
「…冷凍庫にアイスあるってお母さんが言ってたわ」
「えー!おにいそういうことは早く言ってよー!」
「すまん忘れてた」
「早速とってこよーっと!よいしょっ」
「…俺の分もとってきて」
「はいよー私がとってきてやるよー!お兄ちゃんのために!私超いい子!」
「…うぜぇ」
「ニャーニャー」
「ん?……あーごめんねーポンタ君にアイスはお預けですよー」
「ニャー…」
「…猫ってアイスだめなのか?」
「うん、そうらしいよーついアイスあげそうになっちゃうけど…」
「ニャーンニャーン」
「……くぅ」
「ニャーンニャーン?」
「……ぬぅ!甘えたってアイスあげませんよポンタ君!」
「ニャーン…」
「……あざとい猫だな」
―
「んー…おにいアイス何味がいいー?」
「…なんでもいい」
「わかったー……はいアイス」
「あー…バニラかよ、チョコがよかった」
「むーなんでもいいって言ったくせに!」
「…アイスかえてこよ」
「私とってきた意味ないじゃーん…もー!」




