58話~62話
「変な夢を見た」
「どんな夢?」
「100人乗っても大丈夫のやつに100人目として乗った」
「うん」
「大丈夫じゃなかった」
「潰れてしまった」
「そうか」
「さすがのあの会社も紙袋に100人はダメだったみたい」
「ちょっとまってすごいそれ」
―
「変な夢を見た」
「うん」
「冷蔵庫にプリンがたくさん入ってた」
「…」
「今月ピンチなのに」
「…」
「嫌な夢だったなぁ」
「…」
「正夢だったりしてーあははー」
「ギクッ」
「何か言った?」
「べべべべつにっなんででももない」
―
「朝ごはんつくるね」
「ちょちょっとまって」
「ん」
「たまには朝食、店でたっ、たべたいなー」
「…」
「とかいって…」
「わかった」
「外で食べよう」
「じゃ、じゃあ準備するから先に玄関いってて」
「はい」
「見つかったらプリン没収される…」
「今のうちに」
「たくさん食べておかないと…」
―
「結局ばれた」
「玄関で待っていたら台所からすごい物音がした」
「気になってみてみたら、プリンを13個も食べた君がいた」
「いつこんなにプリン買ったの?」
「昨日の夜に」
「なんで買ったの?」
「急にプリンに囲まれたくなって」
「あほか」
「おっしゃる通りでございます」
―
「しかし、こんなにプリン食べるとは」
「君はただでさえぽっちゃりしてるのに」
「イラッ」
「これ以上食べたらますます肥えちゃうぞ」
「ぶっとばす」
「いや冗談だって」
「許さん」
「ガフッ」
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