表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかのおっさんが子守りをしているようです
150/175

560話~565話 落とし物編その3

続きです

「ははぁ…保育士ねぇ。君が保育士目指してるなんて意外だよ」


「私のこと。嫌いになってくれてもいいのよ」


「そんなので君を嫌いになるわけないじゃないか!むしろ好感度上昇中だよ未来の花嫁よ!」


「勝手にあなたの花嫁にしないでちょうだい」


「軽いジャパニーズジョークさ。それで、君はここの公園で子どもを観察していたというわけかな?」


「!」


「ふふふ…何年君の彼氏をしていると思っているんだい?」


「まだ会って1ヶ月弱だけれども…。あと私はあなたの彼女ではないわ」


「ふむ…観察の件は否定しないということか」


「…」


「一歩間違えば不審者…って待って言い過ぎましたすいません帰らないでぇぇ!」


「…はぁ。不審者はあなたでしょ」


「恋泥棒という名の不審者だね僕は…」


「この前また警察に声かけられてたじゃない」


「うっ!なぜそれを…!」


「さて。そろそろ準備しなくちゃ…帰るわ」


「…なぜわかったんだ…」


夕方


「…いってくるわ」


「あれー?今日もおにい出かけるのー?」


「昨日買いそびれたからな…いってき」


「あー!待って待って!」


「…なに」


「ついでにお菓子買ってきてよ!」


「…金は?」


「もちろん!」


「…」


「お兄ちゃんのおっごっり!」


「…いってきまー」


「あー!スルーした!おにい絶対買ってきてよねー!」


「…」

(う〇いぼうでいいか)


公園


「んーないなーんー…」


「…まだ探してるのか…」

(昨日は関わったが俺には関係ないな、スルーしよう…)


「んー…んー…あっ!」


「…」

(お…今の声は…ようやく落とし物が見つかったか…?)


「昨日のおにーちゃんだ!」


「…俺が見つかったか」



「へっぽこおにーちゃん!」


「へ、へっぽこ…」


「ちょうどよかった!探すの手伝ってよ!」


「…諦めたんじゃなかったのか」


「やっぱりね、探すことにしたの!」


「…」


「ねっ、手伝って!」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…少しだけな」


「やった勝った!」


「…勝った?」


「ううんこっちの話」


「……やっぱり思い出すな」


「?」


「おら探すぞ…」


「うん!」



「…」




「ポンタ君にほおずりにゃー」


「ニャーン」


「えへへー…むむっ」


「ミャ」


「へ…へっ……」


「…」


「…」


「…ニャン」


「うわーくしゃみ出そうで出なかったーおにいみたいでむかつくー」


「ニャー」



「…探すのだりー」


「んーないなーんー」


「…よくこんな落とし物ごときに一生懸命になれるもんだ…」


「んーんー…んーんー♪」


「…あっ!あのっ!」


「んー…?お姉ちゃんなぁに?」


「…?」

(…あー…なんだっけあの人…どこかで聞いたような)

(あー…あれか。あいつが綺麗な人って連呼してた人か……身長たかっ)


「あっのっ!?」


「…お姉ちゃん落ち着いてゆっくりしゃべろうね、ほらしんこきゅー。すーはー」


「すー…はー…」


「そうそうお姉ちゃんじょうずー!」


「……なんだろうデジャヴを感じる…子どもにフォローされるところが…」

次でラスト!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ