526話~529話
「おじちゃんはじーだぶるーどこ行ったの?」
「じーだぶるー?」
「じーだぶるー」
「…GWか。ジーダブリューだ」
「ダブルー?」
「ダブリューだ」
「ダブリュー」
「そうだそれでいい」
「じーだぶるー!」
「戻ったなお嬢ちゃん」
「?」
―
「おじちゃん英語うまいね!」
「旅していたからな」
「すごーい!」
「あぁすごいだろう」
「外国のもの何かちょうだい!」
「いきなりだなお嬢ちゃん…どれ探してこよう。待ってろ」
「わーい!」
―
「他の国で買って使い終えたライターがあったな…ほれ、いるか?」
「おじちゃん」
「何だ」
「これ火がつくやつでしょ?こういうの子どもに渡しちゃ危ないからダメだよ!」
「すまん悪かった…ならこれはどうだ」
「コイン?10円だまみたい」
「1セント硬貨だ」
「1銭湯?これでお風呂入れるの?」
「はっはっは…違うぞお嬢ちゃん」
「?」
「要するに外国の金だ。これがあればある程度の国でなら買い物ができる」
「えーすごーい!もしかして私大金持ちなの!?」
「ただ価値は日本円にすると約1円だがな」
「えー…1円じゃ何も買えないね…」
「はっはっは!残念だったなお嬢ちゃん」
「むーっ…他のちょうだい!」
―
「ぬーぅなかなか見つからんな…」
「…あ!おじちゃんこれがいい!」
「どれだ?」
「これ!」
「ブレスレットか…買った覚えないんだがいつの間にか持っていたやつだな。おそらく酔っ払ったときにでも買ってしまったんだろう」
「ハートで可愛い!ちょうだい!」
「いいぞ、俺が持っててもアレだからな」
「やったぁ!ありがとうおじちゃん!」
「……似合う?」
「あぁ似合うぞよかったな」
「うん!」
―




