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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかの男女がしゃべっているようです
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457話~461話

「…昨日は警察に通報したと言っていたが今よくよく考えるとあれは嘘だ」

「逃げるときもパトカーのサイレンが聞こえなかったからな…今日もあの人に会いにいくぞ…!」



「公園に着いた…が平日の昼間に来てもさすがにいないか」

「夕方にはいるかもしれ……はい?」

「警察の方ですか…昨日の夕方、女性に声をかけた不審な茶髪の男性を見ませんでしたかって?」

「いや見てないです…いや僕も茶髪ですけどまったく違います不審ではありませんいやはい」

「ちゃんと身分証明書もありますいやいやはい…ですから不審な者ではありませんいや」

「別にしゃくれてないですこれは元からです焦ってるからしゃくれてるわけではないですいやはい」



「…なんとか言い逃れできた」

「あの女性…まさか本当に警察を呼んでいたとは恐ろしい女性だ…だがそこがいい、ますます惚れてしまった」

「とりあえずあの人が来そうな夕方まで適当に時間を潰そう…コンビニ行くかな」



「…」


「そこの美しいお方…僕とお話いませんか?」


「おかしいわね。警察にあなたのことを教えたのに捕まっていないだなんて」


「本当に通報するとは思っていなかったよ…警官には怪しまれたさ。逮捕はされずにすんだけどね」


「…」


「そして僕は不審な者ではない」


「…」


「恋に溺れた…1人の愚かな男性さ…」


「…」


「待って今のは自分でもないなと思ったから携帯を取り出して通報しようとしないで!」


「…それもそうね。警察に迷惑かけてはいけないもの」


「ほっ」


「お父さんを呼ぶことにするわ」


「NOOOOOO!!」



「…また逃げてしまっていた情けない自分がいる」

「なかなか難しい人だ…だが俺は君に惚れてしまった!こんな気持ちが高ぶるのは初めてだ!」

「決してあきらめはしないぞ!」

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