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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかの男女がしゃべっているようです
126/175

451話~456話

ここから新しい話です。

「そこの綺麗なお姉さん、僕と一緒にお食事でもどうです?」

「…今何時だと思ってんのだって?そうですね…あなたと僕が出会う…素敵な時間ですかね…」



「やはり今のはダメだったか…時間帯が夜明けだったから微妙だった」


「…」


「…!」


「…」


「…」


「…」


「…」

(やべぇ超タイプだ…タイプすぎておもわずしゃくれながら数秒かたまってしまったぜ…)

(綺麗でおしとやかな雰囲気の女性がベンチに…俺のストライクゾーンど真ん中!)


「…」


「君、どうしたの?こんな時間で1人?」


「…」


「…なんなら俺が家まで送ってあげようか?」

(やべーやべー!近くで見てるとマジやべー!やばいべー!あ、なまっちまった。でも心の中だからいいか!焦るなよ俺!)


「…警察呼ぶわよ」


「はい?」


「…」


「待っていかないで……あぁ…歩く後ろ姿まで美しい…」



「これは困った。実に困った」

(あれから結局帰ってしまった。俺はどうやらあの人のことが忘れられなくなっている。現在進行形で。なうってやつだぜベイビー)

「おかげで夜…じゃなくて朝も眠れないぜベイビー。眠たいんだがなベイビー」

(あの人のせいで眠れないだけではなく、ベイビーという言葉もなぜか離れないぜベイビー)

(…もしものためのベイビー使うか…。ベイビーじゃなくてベイ…ダメだ今度はベイビーが頭から離れない…睡眠薬飲んで寝るか。…よしやっとベイビーから解放されたぜベイビー)

「…結局解放されてないぜ…ベイビー……zzz」



「昨日の俺はなにやらやばい独り言をしていた気がする…ベイビー」

「うん、まだ頭から離れてねぇやベイビーという言葉が。ついでにあの人も…」

「…」

「今日も会いに行ってみるか…だがしかし、一度フラれた女には手が出さないのが俺のナンパ主義…ルール…」

「…」

「今も俺独り言やべぇな」



「来てしまった…悪いと知っていながらこの公園に…」

(ふっ…俺も罪な男よ…)

「…しかし来るのが早すぎた、まだ夕方じゃないか…と思ったらいたわあの人」


「…」


「あぁ、あなたを見ると胸がドキドキする…どうやら僕は恋という名の魔法にかかってしまったようだ…」


「…」


「待っておもむろに携帯出して警察呼ぼうとしないでお願いします!」


「…呼んだわ。もうすぐあなたを逮捕しに来るでしょう」


「ひゃっほう!なんてこったい!逃げるしかぁないぜ!それじゃぁね僕の恋する人よまた明日!」


「…」



「はぁ…はぁ……マジで警察呼ばれるとは思わなかった。少しショックだ」

「…だがここで引いたら男の恥。いつか彼女を振り向かせてみせる…元ホストNo1の名にかけて誓う…!」

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