437話~442話
ちょっと長めです。
「ニャー」
「ポンタ隊長!ついていくであります!」
「…廊下で這いつくばって何やってんの」
「あ、おにいおかえりー」
「ニャーン」
「…ただいま」
「今日さー、部活なくて暇すぎてー…匍匐前進ごっこしています!おにい二等兵!」
「誰が二等兵だ」
「ニャァー」
「あ、待って待ってポンタ隊長ー!」
「…芋虫みたいだな…それより」
「俺ポンタより格下かよ…」
―
「…」
「おーにーいーひーまーだー」
「…ベタベタするなうっとおしいゲームできん」
「ひーまーなーんーだーもーんー」
「ポンタと遊んでろ」
「ポンタ寝ちゃったからさぁー…起こすのもかわいそうだしー…」
「…」
「ねぇーきーいーてーるーうー?」
「……あーもう…ランニングでもしてこい、夕方だから涼しいぞ」
「…そうするかなー…体力も有り余ってるしー…このままじゃぐっすり寝れそうにないしー…」
「ほらさっさと行ってこい」
「ふぇーい…走る前にストレッチするかー」
―
「じゃあ走ってくるからおにい家にいてね、あと鍵かけといてー」
「おー…携帯もってけよ」
「もってるよー…よしっ。行ってきまーす」
「ああー……」
「…」
「…静かで平和なひと時…居間で寝そべりながらゲームするかな」
―
「…」
「ニャッ」
「…ポンタか」
「ニャー…」
「…」
「ンニャッ」
「ぐえっ」
「ニャー」
「…こいつわざと走って勢いつけて俺乗りやがった…クソ猫め」
「ニャァァーン」
「…」
「ニャァァァーン」
「…この嘲笑うような鳴き方がむかつくわぁ…」
「ニャァーン」
「ドア顔しやがって…うぜぇ」
―
「はっ…はっ……はぁ……はぁ…」
(ちょっと飛ばしすぎたかな…この公園で休憩しよ…)
「…ん……」
「…綺麗な人がいるなぁー…身長高くてうらやましい」
「…」
「………よしっ…休憩終わりっ」
(ぐるっと公園一周してノンストップで家まで帰るかなぁーっと!)
―
「ただいまぁーあちぃー…」
「…」
「ニャー」
「おにいただいまぁー…またゲームしてるし」
「おー……」
「…」
「…」
「ニャン」
「おおポンタの手がおにいの頭に」
「……あー忘れるところだった」
「んんー?何?」
「お風呂溜まってるから入れってお母さんが」
「りょうかーい…先入るねー…ぁー疲れた走りすぎた…」
「…」
「ニャー」
「……お前猫のくせに人の言葉わかるんだな」
「ニャンッ」
―




