426話~429話
「おー…部屋入るぞー」
「えっ?おにい?」
「おう」
「いいよー散らかってるけど」
「…うわ」
「今着替えてるから用があるなら待ってね…んしょっ」
「お前…部屋が汚すぎ」
「えー結構まめに掃除してるよー」
「いや…服とかカバンとか散らかりすぎってこと」
「…ふぅっ、着替え完了ー。おにいこれ洗濯だしといて!」
「わぷっ…投げんな。後自分の脱いだものは自分で片づけろ」
「…ちぇー…下までだしにいくために降りるのめんどくさいんだよなぁー」
「いいからだしてこい」
「はぁーい」
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「おにいって地味に几帳面だよねーだらだらしてるくせにー」
「…なぁこの部屋床に座れないんだが」
「適当によせといてー明日片づける予定だしー」
「…もう俺が片づけていいか?散らかってるのが気になって仕方がない」
「おぉー!お兄ちゃんやってくれるのかぁー!ありがとおー!」
「お前も手伝えよ」
「…私ちょっとトイレに」
「逃げんなおい。自分の部屋だろ」
「…逃げないから腕掴まないで痛いー」
「…すまん」
「まったく乱暴なおにいなんだから!ダメねーダメダメー!女の子の扱い0てーん!」
「あれ俺悪いことしてないよな」
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「わーこんな本あったんだー…なつかしー」
「…これ捨てていいか?」
「あーうん…そこに置いといてー」
「…この本は?」
「それは机の上ー」
「…机の上、物いっぱいで置けないが」
「どかしといてー」
「……ぬあー!終わらねぇぇ!」
「どうしたのおにい?昨日今日と珍しく大きい声だして」
「……言わせてもらう。なぜお前は本棚の前で座っている?」
「そしてなぜ本を読んでいる」
「せっかくだし本棚も整頓しようと思ってねーそしたら懐かしいものがでちゃって!これこれ!」
「…いいから片づけろ。こんなんしっかり取り組めば5分で終わる」
「じゃあおにいやっといてー私これ読んでるからー」
「…はぁ……いやだこの妹…」
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「…おい終わったぞ」
「あ、終わったんだー……私の部屋無駄に綺麗になってるー!床とかも水拭きしてあるじゃん!おにいすげぇー!」
「…疲れた」
「うん、ご苦労ご苦労!お疲れですお兄ちゃん!」
「…むかつく…じゃあ部屋戻る」
「…そういや何の用事だったの?そのために部屋来たんじゃ…」
「もういいよ…また今度にする」
「そっかー…」
「…」
「…おにい!」
「…あ?」
「ありがとねっ!」
「……なら自分で片づけろクソ妹が…!」
「えっへへー!」
「……はぁ…寝る」
「おやすみー!」
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