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410話~411話
「あー…俺の部屋ドア開けっ放しだったか」
「…」
「…ゲームするか」
「ニャンッ」
「えっ」
「ニャー」
「…どこにいる?」
「ニャー」
「…」
「ニャー」
「…布団の中から声が…それっ」
「ニャーン」
「いた…がすごい速さで逃げてった」
「…」
「…しかし、ポンタはかくれんぼのつもりなんだろうが…」
「鳴いてちゃ隠れてる意味ないな」
―
「おにいーそっちにポンタいるー?」
「…さっきまでいた」
「えー!早く言ってよ!この役立たずが!」
「…うぜぇ」
「でも見つてけ……見つけてもすぐに逃げられちゃうからなー…今日はやめとこー眠いしー…」
「…」
「じゃあねーおにいおやすみー」
「…おー」
「…」
「…」
「ニャン」
「…」
「ニャァーン」
「…まさかまた俺の部屋に…」
「ニャー」
「机の下から声がする…ここかっ!」
「ニャン」
「いた…ドア閉めてたのにいつの間に入ってき…」
「…」
「…もしかしてあいつがドア開けた一瞬で入ってきて隠れた…」
「ニャーン」
「…猫って忍者みたいだ」
―




